ニュース
ソニービルでハイレゾ&プラネタリウム。超精密原板「GIGAMASK」初披露
（2015/12/3 16:03）
東京・銀座のソニービルは、12月18日～'16年2月14日まで、ハイレゾ音楽とプラネタリウム上映を組み合わせたイベント「サウンドプラネタリウム 天空の鏡に響く、ハイレゾの歌」を開催する。会場は8階のコミュニケーションゾーンOPUS(オーパス)で、時間は11時～19時(年末年始のスケジュールは後述)。入場は無料で入退場自由。
さらにソニービル1階 エントランスホールにおいて、プラネタリウム開発を行なう大平技研と、ソニーDADCジャパンが共同開発したプラネタリウム用の超精密恒星原板「GIGAMASK(仮称)」(ギガマスク)を世界で初めて展示。全天で星数10億個以上を実現する複数の恒星原板のうち、一部を使ったテスト投影も行なわれる予定。
ハイレゾ音楽と大平技研のプラネタリウム「MEGASTAR(メガスター)」のコラボレーションイベント第3弾。今回は南米・ボリビアの絶景「ウユニ塩湖」をイメージした星空や映像上映を行なう。会場の床には黒い鏡面パネルを設置。地面の水に空の色が反射して上下対照の光景が楽しめるウユニ塩湖のような風景を演出し、天井や壁面だけでなく床面に星空やCG映像が映り込むことで、空間全体が星空に包まれるような感覚を楽しめるという。1回の投影時間は約15分で、繰り返し上映される。使用されるプラネタリウム投影機は「MEGASTAR-II」。
会場で再生されるハイレゾ楽曲は全6曲で、イベントのナビゲーターも務めるシンガーソングライターのmiwaによる新曲や、マライア・キャリー「Without You (Album Version)」など。上映楽曲は期間の前半と後半でそれぞれ異なる。楽曲再生には、ソニーのリファレンススピーカー「SS-AR1」とプリメインアンプ「TA-A1ES」が使われる。
なお、通常の上映時間は11時～19時だが、元日は休館で、年末年始(12月31日、'16年1月2～3日)は終了が18時までと1時間早まる。
1階 エントランスホールに展示されるプラネタリウム用恒星原板「GIGAMASK」の展示では、原板そのものの展示と、星空の一部のテスト投影が行なわれる予定。
光学式プラネタリウムでは通常、恒星原板を複数枚使用し、それぞれの恒星原板に刻まれた異なる星空を繋ぎあわせて、ドーム内で1つの星空として投影する。今回、GIGAMASKで見られる星空はその一部となる。
- miwa「あなたがここにいて抱きしめることができるなら」
- マライア・キャリー「Without You (Album Version)」
(アルバム「MUSIC BOX」収録) - マイケル・ジャクソン「Man In The Mirror」
(アルバム「Bad」収録)
再生楽曲リスト(12月18日～'16年1月17日)
- JUJU「WITH YOU」
(アルバム「WHAT YOU WANT」収録、12月9日発売) - マイケル・ジャクソン「I Just Can't Stop Loving You」
(アルバム「Bad」収録) - miwa「希望の環（WA）」
(アルバム「ONENESS」収録)
再生楽曲リスト('16年1月18日～2月14日)