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「Gear VR」12月18日発売。Galaxy S6を挿してVR体験。約13,800円

 サムスンは、コンシューマ向けのヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」を12月18日より発売する。家電量販店やAmazon.co.jpでも発売する。ビックカメラでは13,800円で予約を受付けている。

Gear VR

 スマートフォンGalaxy S6/S6 edgeと組み合わせて利用できるVRヘッドマウントディスプレイ。Galaxy S6 edgeとGalaxy S6を前面に挿入し、360度の全方位バーチャルリアリティ(VR)体験が楽しめる。Facebook傘下でVR HMD「Oculus Rift」を手がけるOculus VRと共同開発しており、Facebookの360度動画や、Netflixの大画面体験などを可能とする。

 視野角は96度。本体には、ジャイロセンサーや加速度センサー、近接センサーを内蔵し、頭の動きを正確にトラッキング。低モーションレイテンシ(動きへの追従性)という特徴を活かして、高精細なVRコンテンツを快適に楽しめるとする。

 5月から販売した前モデル「Gear VR Innovator Edition for Galaxy S6」からの変更点は、右側面のタッチ面を拡大し、凹凸を施したタッチパッドを採用したこと。上下左右やタップなどの操作がより快適になり、コンシューマ向けとして使いやすさを高めた。

 8日現在、日本向けに132のVRコンテンツが提供されている。なお、13歳未満の利用は禁止されているほか、座ったまま利用するよう告知している。外形寸法は201×116.4×92.4mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約318g。

(臼田勤哉)