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IsoTek、“重厚な低音を得られる”パワーアンプ用電源「EVO3 TITAN」
(2015/12/21 13:17)
ナスペックは、英IsoTek(アイソテック)のオーディオ用電源「EVO 3」シリーズに、パワーアンプ用の電源コンディショナー「EVO3 TITAN」を追加。12月24日より発売する。価格は60万円。
パワーアンプ向けの電源コンディショナーで、IEC 3P 2系統とパワコン1系統の出力を備える。定格出力電流は合計20A。
低歪率コイルと音質に配慮したコンデンサ群を備え、ディファレンシャルモードやコモンモードのノイズ除去を図る直列型フィルターと、コイルとコンデンサで構築した、エネルギー蓄積効果のある並列型フィルターを搭載。パワーアンプに大電流が流れる際は、並列型フィルターのコイルに蓄えたエネルギーを瞬時に放出して出力電圧の変動を抑え、高周波ノイズや整流ノイズを低減するという。パッシブ型コンディショナーながら、アンプ内蔵のアクティブ型のように「重厚でパワフルな低音が得られる」としている。
内部配線材はテフロン被覆の銀メッキPCOCC。プリント基板の銅箔には24金メッキを施している。電源入力から出力端子までをすべてパッシブ結線し、高周波ノイズ成分を除去するという「ダイレクト・カップルド・デザイン」や、1点から放射状に分岐するスター結線を採用。出力端子間の相互干渉を防ぎ、低ノイズフロア化を追求している。
外形寸法は275×275×182.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は13kg。ケーブル長1.5mの20A電源ケーブル「EVO3 PREMIER」が付属する。
さらに別売のアップグレード ・ケーブル「EVO3 OPTIMUM-TITAN LINK CABLEL」も同日発売。価格は10万円(1m)~25万円(4m)。EVO3 TITANを別売のパワーコンディショナー「EVO3 SIGMAS」や「EVO3 AQUARIUS」に繋いで、クリーンな電源を供給できるとする。