ニュース

Androidスマホと直結、旭化成DAC搭載ハイレゾ対応アンプ。エレコムから19,260円

 エレコムは、Androidスマートフォンと接続し、ハイレゾ再生が可能なDAC内蔵のポータブルヘッドフォンアンプ「EHP-AHR192」を4月中旬に発売する。価格は19,260円。イヤフォンも付属した「EHP-CHR192」も29,540円でラインナップする。どちらのモデルもカラーはゴールド(GD)とシルバー(SV)を用意する。

DAC内蔵のポータブルヘッドフォンアンプ「EHP-AHR192」。使用イメージ

 本体からmicroUSBのケーブルが伸びているポータブルアンプ。USB OTGに対応したAndroid 4.3以降の端末と接続でき、ハイレゾ楽曲をUSB経由で伝送、内蔵のDACでアナログ変換し、高音質なサウンドが楽しめるという。USB経由でのバスパワーで動作する。

 出力はステレオミニ端子で、ユーザーが任意のイヤフォンを接続可能。「EHP-CHR192」には、本体と同色のハイレゾ対応イヤフォンが付属する。

シルバーモデル
ゴールドモデル

 DACには、旭化成エレクトロニクス製「AK4430ET」を採用。192kHz/24bitまでのデータに対応する。最大出力45mW×2ch(16Ω)のデジタルアンプも搭載。ヘッドフォンとの組み合わせも想定している。

 なお、専用再生ソフトは用意しておらず、別途ハイレゾ再生用アプリが必要。再生可能なファイル形式はアプリに依存する。

 アンプのハウジングにはアルミ素材を採用。ブロックから切削加工で作られており、高い剛性と高精度を実現したという。デジタル部とアナログ部をコンパクトな基板にして実装するため、多層基板を採用。デジタルノイズの影響を最小限に抑え、電源やアナログ回路の低インピーダンス化により、高いSN比と駆動力を実現したという。

 大型ボタンを備え、音量調整、再生/停止、曲送り/戻し操作も可能。背面に回転可能なクリップも装備している。消費電力は最大100mA/5V。外形寸法は36×11.4×45mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約40g。ケーブルの長さは約60cm。

 「EHP-CHR192」に付属するイヤフォンはカナル型で、12.5mm径のダイナミック型ユニットを搭載。インピーダンスは16Ω。音圧感度は100dB/1mW。再生周波数帯域は5Hz~40kHz。ケーブルは60cm、入力プラグはステレオミニ。

「EHP-CHR192」に付属するイヤフォン。アンプ本体と合わせ、シルバーとゴールドの2色が用意される

(山崎健太郎)