AV Watchアワード
TCLスーパー量子ドットテレビは驚異の5400nits超え!!~測定データすべて見せます「C8L」編
2026年10月28日 08:00
“読者に本当にオススメしたい、いま最も優れたモデル”を選ぶテレビNo.1グランプリ「AV Watchアワード」。今年も、テレビメーカー7社から全11モデルの液晶テレビ・有機ELテレビを集め、横並びでの比較視聴とデータ測定を行ないました。
今週金曜30日の「液晶テレビ大賞」および「有機ELテレビ大賞」発表に先立ち、比較視聴を実施した全11モデルの測定データを順次公開します。
今回採り上げるのは、TCLの4K液晶テレビ「C8L」シリーズ。同社が積極的に展開するスーパー量子ドット技術を搭載した“SQDミニLEDテレビ”のメインストリームモデルです。
サイズラインナップと市場想定価格は、98型が100万円前後、85型が60万円前後、75型が45万円前後、65型が35万円前後、55型が26万円前後。本アワードでは、65型モデルで各種測定と審査を行ないました。
測定データ 掲載スケジュール
※データは全て65型で統一
※TVS REGZA「X990S」「Z990S」、ソニー「BRAVIA 8 II」は試作機を使用しています
※データは全て65型で統一
※TVS REGZA「X990S」「Z990S」、ソニー「BRAVIA 8 II」は試作機を使用しています
| メーカー | モデル名 | 掲載日 |
|---|---|---|
| TVS REGZA | 有機EL「X990S」 | 10月23日 |
| パナソニック | 有機EL「Z95C」 | |
| LG | 有機EL「G6」 | |
| シャープ | 有機EL「S9A」 | 10月26日 |
| ソニー | 量子ドット有機EL「BRAVIA 8 II」 | |
| TVS REGZA | ミニLED液晶「Z990S」 | 10月27日 |
| パナソニック | ミニLED液晶「W97C」 | |
| TCL | SQDミニLED液晶「C8L」 | 10月28日 |
| シャープ | SQDミニLED液晶「X9A」 | |
| ハイセンス | RGBミニLED液晶「RGB UXS」 | 10月29日 |
| ソニー | RGBミニLED液晶「BRAVIA 9 II」 |
マスターモニターとの比較動画、および消費電力値
4KブルーレイのHDR映像(1,000nits/24p)を、TCLの4K液晶テレビ「65C8L」(左、映像モードは「FILMMAKER MODE」)と、ソニーのマスターモニター「BVM-HX3110」(右)に同時に表示し、ミラーレスカメラで4K/HDR収録した映像です。左下の電光表示は、テレビの消費電力数値です。
※鑑賞時は、HDR対応のテレビ、PC、スマートフォンなどを使用してください。SDR環境では、正しく表示されません。
推奨設定:ガンマ/HDR10、色域/BT.2020、色温度/D65
ディスプレイ性能
映像モード「インテリジェント」(SDR)
映像モード「FILMMAKER MODE」(HDR)
グレースケールΔE値(平均)
| 映像モード | C8L (26年モデル) | C8K (25年モデル) | C855 (24年モデル) |
|---|---|---|---|
| FILMMAKER MODE(HDR) ΔE値 24年は「動画」モード | 3.46 | 4.3 | 6 |
HDRピーク輝度
| 映像モード | C8L (26年モデル) | C8K (25年モデル) | C855 (24年モデル) |
|---|---|---|---|
| FILMMAKER MODE(HDR) 10%輝度 24年は「動画」モード | 3,459cd/m2 | 3,127cd/m2 | 1,965cd/m2 |
入力遅延
| 映像モード 「ゲーム」 | C8L (26年モデル) | C8K (25年モデル) | C855 (24年モデル) |
|---|---|---|---|
| 4K60p | ゲームマスター 自動 1.9ms オン 1.9ms | ゲームマスター オフ 9.2ms オン 9.2ms | 12.1ms |
| 2K120p | ゲームマスター 自動 1.3ms オン 1.2ms | ゲームマスター オフ 0.8ms オン 0.9ms | 1.3ms |
HDMI仕様
| HDMI入力信号 | C8L (26年モデル) | C8K (25年モデル) | C855 (24年モデル) |
|---|---|---|---|
| 4K120fps | 〇 | 〇 | 〇 |
| 4K144fps | 〇 | 〇 | 〇 |
| 4K165fps | ー | ー | ー |
| HDMI全端子 2.1対応 | 〇 | ー | ー |
| ゲーム用HDR10 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ゲーム用Dolby Vision | 〇 | 〇 | 〇 |
| 4K50Hz | 〇 | 〇 | 〇 |
| 1440p | 〇 | 〇 | 〇 |
| 非圧縮ステレオ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 非圧縮5.1ch | ー | ー | 〇 |
| 非圧縮7.1ch | ー | ー | 〇 |
| ドルビーデジタル | 〇 | 〇 | 〇 |
| DTS | 〇 | 〇 | 〇 |
| Dolby Atmos | 〇 | 〇 | 〇 |
| DTS:X | 〇 | 〇 | 〇 |
| ARC ハイレゾ伝送 | ー | ー | ー |
| その他 | C8L (26年モデル) | C8K (25年モデル) | C855 (24年モデル) |
|---|---|---|---|
| 電源ケーブル着脱 | 〇 | 〇 | 〇 |
| スイーベルスタンド | ー | ー | ー |
測定について
- パネル性能の測定には、キャリブレーションサービスを行なっている株式会社エディピットに協力を依頼した。テレビのキャリブレーションは行なっていない
- テレビの「シネマ/映画系」モード、「おまかせ系(無い場合は標準)」モードを中心に測定。なお、輝度と色域に関しては、より高い数値を得るために「ダイナミック/あざやか系」モードを測定している
- パターンジェネレータから、SDR信号とHDR信号をテレビに入力。カラースペース(BT.2020)、ガンマ/EOTF、RGBバランス、色精度(デルタE)、10% Window(ピーク輝度)、100% Window(全白輝度)を、ソフトウェア「Calman Ultimate」で測定した
- 測定にはコニカミノルタ「CA-410」、Colorimetry Research「CR-250RH」を併用した
- 測定環境は全暗。テレビは全モデル、工場出荷時にするため一度初期化した後、センサー系の機能のみ全てオフに変更。映像のパラメータを含むそのほかのメニューは触らずに、初期設定(メーカーのデフォルト値)で測定した
- 測定と審査を8月下旬に行なった都合上、TVS REGZA「X990S」「Z990S」、ソニー「BRAVIA 8 II」の3機種に関しては量産前の試作機を使用した
- 測定は何度か実施し、最も良い数値をセレクトした
- 測定値で異常が見られた場合は、機器の状態や設定、接続などを見直し、テレビやPC、ジェネレータの再起動などを実施した。それでも変化が見られない場合は、メーカーに問い合わせを行なっている











