AV Watchアワード
ソニー有機は26年唯一のQD-OLEDモデル~測定データすべて見せます「BRAVIA 8 II」編
2026年10月26日 08:00
“読者に本当にオススメしたい、いま最も優れたモデル”を選ぶテレビNo.1グランプリ「AV Watchアワード」。今年も、テレビメーカー7社から全11モデルの液晶テレビ・有機ELテレビを集め、横並びでの比較視聴とデータ測定を行ないました。
今週金曜30日の「液晶テレビ大賞」および「有機ELテレビ大賞」発表に先立ち、比較視聴を実施した全11モデルの測定データを順次公開します。
今回採り上げるのは、ソニーの4K有機ELテレビ「BRAVIA 8 II」シリーズ。2026年に発売する有機ELテレビにおいて唯一、サムスンディスプレイが供給する量子ドット有機EL(QD-OLED)パネルを搭載した、ソニー4K有機ELテレビのフラッグシップモデルです。
サイズラインナップと市場想定価格は、65型が60.5万円前後、55型が46.2万円前後。本アワードでは、65型モデルで各種測定と審査を行ないました。
なお、測定と審査を8月下旬に行なった都合上、BRAVIA 8 IIは量産前の試作機を使用しています。
測定データ 掲載スケジュール
※データは全て65型で統一
※TVS REGZA「X990S」「Z990S」、ソニー「BRAVIA 8 II」は試作機を使用しています
※データは全て65型で統一
※TVS REGZA「X990S」「Z990S」、ソニー「BRAVIA 8 II」は試作機を使用しています
| メーカー | モデル名 | 掲載日 |
|---|---|---|
| TVS REGZA | 有機EL「X990S」 | 10月23日 |
| パナソニック | 有機EL「Z95C」 | |
| LG | 有機EL「G6」 | |
| シャープ | 有機EL「S9A」 | 10月26日 |
| ソニー | 量子ドット有機EL「BRAVIA 8 II」 | |
| TVS REGZA | ミニLED液晶「Z990S」 | 10月27日 |
| パナソニック | ミニLED液晶「W97C」 | |
| TCL | SQDミニLED液晶「C8L」 | 10月28日 |
| シャープ | SQDミニLED液晶「X9A」 | |
| ハイセンス | RGBミニLED液晶「RGB UXS」 | 10月29日 |
| ソニー | RGBミニLED液晶「BRAVIA 9 II」 |
マスターモニターとの比較動画、および消費電力値
4KブルーレイのHDR映像(1,000nits/24p)を、ソニーの4K有機ELテレビ「BRAVIA 8 II」(左、映像モードは「プロフェッショナル」)と、ソニーのマスターモニター「BVM-HX3110」(右)に同時に表示し、ミラーレスカメラで4K/HDR収録した映像です。左下の電光表示は、テレビの消費電力数値です。
※鑑賞時は、HDR対応のテレビ、PC、スマートフォンなどを使用してください。SDR環境では、正しく表示されません。
推奨設定:ガンマ/HDR10、色域/BT.2020、色温度/D65
※BRAVIA 8 IIは試作機を使用しています
ディスプレイ性能
映像モード「スタンダード」(SDR)
映像モード「プロフェッショナル」(HDR)
グレースケールΔE値(平均)
| 映像モード | BRAVIA 8 II (26年モデル) | A95L (24年モデル) | A95K (22年モデル) |
|---|---|---|---|
| プロフェッショナル(HDR) ΔE値 | 4.17 | 2.4 | 4 |
HDRピーク輝度
| 映像モード | BRAVIA 8 II (26年モデル) | A95L (24年モデル) | A95K (22年モデル) |
|---|---|---|---|
| プロフェッショナル(HDR) 10%輝度 | 1,586cd/m2 | 1,325cd/m2 | 940cd/m2 |
入力遅延
| 映像モード 「ゲーム」 | BRAVIA 8 II (26年モデル) | A95L (24年モデル) | A95K (22年モデル) |
|---|---|---|---|
| 4K60p | 12.6ms | 12.6ms | 12.4ms |
| 2K120p | 4.3ms | 4.2ms | 4.3ms |
HDMI仕様
| HDMI入力信号 | BRAVIA 8 II (26年モデル) | A95L (24年モデル) | A95K (22年モデル) |
|---|---|---|---|
| 4K120fps | 〇 | 〇 | 〇 |
| 4K144fps | ー | ー | ー |
| 4K165fps | ー | ー | ー |
| HDMI全端子 2.1対応 | ー | ー | ー |
| ゲーム用HDR10 | 〇 | 〇 | 〇 |
| ゲーム用Dolby Vision | 〇 | 〇 | 60Hzまで |
| 4K50Hz | 〇 | 〇 | 〇 |
| 1440p | ー | ー | ー |
| 非圧縮ステレオ | 〇 | 〇 | 〇 |
| 非圧縮5.1ch | 〇 | 〇 | 〇 |
| 非圧縮7.1ch | 〇 | 〇 | ー |
| ドルビーデジタル | 〇 | 〇 | 〇 |
| DTS | 〇 | 〇 | 〇 |
| Dolby Atmos | 〇 | 〇 | 〇 |
| DTS:X | 〇 | 〇 | ー |
| ARC ハイレゾ伝送 | ー | ー | ー |
| その他 | BRAVIA 8 II (26年モデル) | A95L (24年モデル) | A95K (22年モデル) |
|---|---|---|---|
| 電源ケーブル着脱 | ー | ー | 〇 |
| スイーベルスタンド | ー | ー | ー |
測定について
- パネル性能の測定には、キャリブレーションサービスを行なっている株式会社エディピットに協力を依頼した。テレビのキャリブレーションは行なっていない
- テレビの「シネマ/映画系」モード、「おまかせ系(無い場合は標準)」モードを中心に測定。なお、輝度と色域に関しては、より高い数値を得るために「ダイナミック/あざやか系」モードを測定している
- パターンジェネレータから、SDR信号とHDR信号をテレビに入力。カラースペース(BT.2020)、ガンマ/EOTF、RGBバランス、色精度(デルタE)、10% Window(ピーク輝度)、100% Window(全白輝度)を、ソフトウェア「Calman Ultimate」で測定した
- 測定にはコニカミノルタ「CA-410」、Colorimetry Research「CR-250RH」を併用した
- 測定環境は全暗。テレビは全モデル、工場出荷時にするため一度初期化した後、センサー系の機能のみ全てオフに変更。映像のパラメータを含むそのほかのメニューは触らずに、初期設定(メーカーのデフォルト値)で測定した
- 測定と審査を8月下旬に行なった都合上、TVS REGZA「X990S」「Z990S」、ソニー「BRAVIA 8 II」の3機種に関しては量産前の試作機を使用した
- 測定は何度か実施し、最も良い数値をセレクトした
- 測定値で異常が見られた場合は、機器の状態や設定、接続などを見直し、テレビやPC、ジェネレータの再起動などを実施した。それでも変化が見られない場合は、メーカーに問い合わせを行なっている











