トピック
推し活に最適! 手軽な最強録画機レグザブルーレイ「DBR-4KZ」が年末に超便利
- 提供:
- TVS REGZA
2022年12月9日 07:00
年末年始は、1年の中でも特にテレビを観る機会が多いシーズンだ。各放送局は番組作りに力を入れているし、スポーツ中継などのイベントも目白押し。家族・友人が久々に集まってテレビを観ながら談笑する。そんな姿が思い浮かぶ。
一方で、アイドルや俳優などを熱心に応援する“推し活”に勤しんでいる方も、年末のテレビは要注目だろう。お気に入りのアーティストやタレントが普段より多くメディアに登場する中、出演番組を1つとて見逃したくない! そう決意してテレビの前に張り付いたり、一生懸命情報収集して録画予約をしていることだろう。
そんな人達が、テレビ番組を目一杯満喫でき、推し活もはかどり、さらに手軽に使えるのが“全録”型テレビ録画機だ。手間は最小限、それでいて複数チャンネルをガッツリ長時間録画してくれる。今回は、筆者が個人的に愛用しているTVS REGZA製レコーダーの最新ラインナップである「DBR-4KZ600/400/200」の“最強録画機”っぷりについて語ってみたい。そうそう「最近テレビ見てないし、録画予約も面倒で……」という方も必見ですぞ?!
最大8チャンネル同時録画、 DBR-4KZ400の凄さ
DBR-4KZ600/400/200は、いわゆる「録画機(レコーダー)」だ。最近ではテレビに外付けハードディスクを繋げることで、テレビ単体でも録画できるケースが多いが、専用の録画機のほうが全体的に高機能なのは言うまでもない。
ただ本シリーズは、その録画機の中でも特に高機能な1台となっている。4K衛星放送が受信でき、さらにはUltra HD Blu-ray対応のディスクドライブも内蔵している。内蔵ハードディスク容量は2TB、4TB、6TBのラインナップがあるが、今回は、4TBの「DBR-4KZ400」を使っている。
専用機だけあり、録画機として中核となる“録画する機能”はとにかくスゴイ。DBR-4KZ400は実に8系統ものチューナーを内蔵している。若干の条件はあるが、放送されている番組を最大で8チャンネル分、同時に録画できてしまう。テレビ+外付けハードディスクでは難しいし、通常のレコーダでも最大でも3チャンネル程度なので、いかにスゴいかわかるだろう。
「そんなにチューナーがあっても使いこなせないんじゃない?」という声も聞こえてきそうだが、心配無用。なぜならDBR-4KZ400は「タイムシフトマシン」機能を備えているからだ。録画を長時間に渡って自動的に行なってくれる機能だと言えば、イメージが伝わるだろうか。
「タイムシフトマシン」とは? 録画予約不要で片っ端から録画、あとから見返せる
実際の使い勝手は、こんな感じだ。
帰宅してテレビをONにしたら、リモコンの「過去番組表」を押す。すると、これから放送される番組の番組表ではなく、“それまでに放送されていた番組”の番組表が表示されるのだ。
「そんなまさか」と思うかもしれがないが、リモコンの上下左右キーでその番組を選んで決定すれば、番組の再生がスタートする。これが……これこそがタイムシフトマシンの価値なのだ。
「SNSで話題になった番組に気付いたが、5分前に終わってしまった」
「生放送バラエティでちょっとしたハプニングがあったそうだが、TVerにアクセスしたら見逃し配信していない番組だった」
「年末年始の特番2時間ドラマが気になっていたが、思い出した時には放送開始からもう1時間経っていた」
などなど……。人々の間にスマートフォンが浸透した今でも、テレビ番組の話題がネット上で目につく事は多いが、放送されてしまった番組を視聴するためのハードルは意外と高い。だがタイムシフトマシンがあれば、それをラクラクと飛び越えられる。
タイムシフトマシン機能では、録画対象となるチャンネルを最大6つまで指定できる。その他に録画する時間帯、録画画質、録画保存量を併せて4つの項目を決めるのだが、基本的には画面上の説明に従っていくだけでよい。スマートフォンやゲーム機の操作に慣れた方なら、戸惑う部分はほとんどないだろう。
もちろん、タイムシフトマシンで録画設定していないチャンネルの番組は見返せない点にはご注意を。またタイムシフトマシンでの録画は自動で実行されていき、保存容量を超えた分については古いものから自動で削除されていく。HDDが一杯にならないようにするためだ。
よって「半年前の番組を見たい」というのはあまり現実的ではないが、逆に保存容量が一杯になっても手動で番組を消す手間は不要だ。なお、「どうしてもこれは残しておきたい」という番組があれば、削除前の番組を別枠に保存することもできる。
タイムシフトマシンで録画できるのは最大で6チャンネルまでだが、若干の制限がある。まず3チャンネル分は地上デジタル放送チャンネル限定、残る3チャンネル分は地デジ/BS/CSの各チャンネルから選べる。
またDBR-4KZ400では4K衛星放送をタイムシフトマシンで録画することは一切できない(別系統のチューナーを使って手動・半自動録画することは可能)。一例として、関東圏の方であればNHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビをタイムシフトマシンで録画するのは全く問題ない。
録画する時間帯については、最長で24時間連続で録画できる(1日あたり10分程度設定されているシステムメンテナンス時間は除く)。筆者個人としては24時間録画がオススメだが、例えば「ゴールデンタイムの番組だけ録画したい」といった設定も当然OK。録画時間が短くなる分だけ、過去番組表で遡れる日数が増える。
録画画質は、高画質に設定するとその分だけ容量を食うので、保存容量が相対的に減る。具体的に何時間分・何日間分保存できるかは設定時に目安が示されるので、それを参考にしながら決めてほしい。なお、超マニアックな話になるが、タイムシフト録画用チューナーのうち地デジ専用の3系統の録画画質はDRモード(放送画質そのまま)固定である。
録画番組はDBR-4KZ400の内蔵HDDに保存される。その容量のうち何%をタイムシフトマシン用に割り当てるかも、設定可能だ。最大値は87.5%。DBR-4KZ400のHDD容量は4TBなので、3.5TBになる計算。
推し活にも最強、「みるコレ」がスゴイ
筆者は2011年12月、DBR-4KZ400の前身にあたるモデルを購入して以来、11年に渡ってタイムシフトマシンを利用し続けている。その上でお伝えしたい。「タイムシフトマシンの設定は、一度済ませば基本的にはそのまま。手間なくズッと使い続けられるのが、本当に良いところである」と。
特に、対象チャンネルを24時間録画しておけば、そのチャンネル分については録画予約の作業自体、ほぼ必要なくなる。
言葉ではわかっていても、実際にこれを体験すると、かなり鮮烈だ。「2週間後に見たい番組あるけど、まだ番組表には載っていないし、予約面倒だなぁ」「スマホアプリから予約できる録画機だけど、そういえば機種変更のあとペアリング作業していなかった」とか、録画予約にはそれはそれで手間がつきものだが、タイムシフトマシンはその常識を根本から変えてくれる。
我が家の場合、朝に放送されている番組を、夕飯時に観るのはもう“当たり前”。朝からド本格な生バラエティを観られると話題のTBS系「ラヴィット!」だが、筆者はタイムシフトで夜に観るほうが多い。そして、なすなかにしが登場する度に披露するギャグでゲラゲラ笑う日々である。それと、伊原六花が最近気になってしょうがないのも、このラヴィットのおかげかも?!
また秋から冬にかけては日曜の昼どきにマラソン・駅伝中継がよく放送されるが、これもまたタイムシフトマシンでよく見る。
昼12時からNHKのニュースを見るのが平日・週末のルーティンになっているのだが、気付いたらマラソンが始まっている。そこで15分ほど遅れての“追っかけ再生”をするのだ。
最新のタイムシフトマシン機能を有するDBR-4KZ400では「録画された番組をどう楽しむか」「無数の番組の中から、見たい番組をどう発見するか」にも力が入っている。
リモコンで「みるコレ」ボタンを押してみよう。
みるコレ機能は、番組探しのポータルサイトと捉えれば良い。タレントの名前、番組ジャンル、取り扱いテーマなどをすべて「パック」という単位で扱っていて、この各パックのページを覗くと、関連する録画番組がリストアップされている。もちろんタイムシフトマシンで録画された番組も対象なので、売れっ子タレントや時事ネタ関連のパックには膨大な量の番組が紐付けられていることが分かる。
この先がまた凄い。各パックには「シーン」「CM」の項目がある。そう、文字通り出演シーン単位、CM単位で番組を探せるのだ。例えば、30秒程度の次回予告シーンにパック対象の人物・テーマが登場していても、みるコレには引っかかるのだ。
通常だと、番組の放送終了後2~3時間程度で、番組に対してシーンリスト情報が付加される。これがみるコレの検索データの素。具体的には出演者名、番組内容、紹介された商品名などが含まれている。番組の注目度によって情報の充実度は異なるようで、例えばゴールデンタイム帯の番組では多くなる傾向だ。
シーンリスト情報は、番組再生中にリモコンの「シーン検索」ボタンを押すことでも呼び出せる。音楽番組なら、どのアーティストがどの時間帯に出演し、なんの曲を歌ったかまで丸わかりだ。最近は3時間超えの長尺音楽番組が少なくない。全部は見きれないので、せめてお気に入りのアーティストの部分だけでも……なんて視聴スタイルがあり得る。これぞまさにタイムパフォーマンス(タイパ)重視派にピッタリの機能では?
これまた個人的な話だが、筆者は市川紗椰をとにかく尊敬している。鉄道、相撲、ハンバーグなど、どの話を聞いてもためになる。なので極力、テレビ出演の折にはご尊顔を拝見したいのだが、公式Instagramでの出演告知を見逃してしまう事がある。
でも、みるコレで「市川紗椰」パックを登録しておけばテレビ東京系「乗れない鉄道に乗ってみた!」も抜かりなくチェックできる(この番組ではナレーション担当)。
また12月9日のTBS系「全力メイキング」にも鉄道模型ネタ関連で出演されたそうだが、前週分のシーンリストの“予告”にお名前が出ていて、それもやはりみるコレが教えてくれた。シーンリスト機能、恐るべし。
この他にも、1.3倍速再生などの時短関連機能は多い。番組再生中にリモコンの緑ボタンを押すと「再生コース」が簡単に切り替わり、再生速度調整、チャプター自動スキップが有効化されるので、お試しあれ。
番組を「後から保存」できて安心
今回、DBR-4KZ400の録画設定は、地上デジタル6チャンネル分を24時間体制で録画、画質設定をAVC高画質、内蔵ハードディスクのうち87.5%をタイムシフトマシンに割り当てる設定とした。
この設定で実機を稼働させてみたところ、おおよそ5日間プラス8時間分ほどの番組が蓄積されていた。録画チャンネルによっても保存日数は異なるはずだが、だいたいのイメージは掴んでいただけると思う。
この蓄積期間中であれば、それこそSNSや報道で話題になった番組を後からでも自由に視聴できる。筆者がよくやるのは、重大事件発生時の各チャンネルの報道比較。やはり各局によって、伝えている内容は微妙に違う。これだけインターネットが発達して情報伝達手段が多様化しても、差は出るのだなと感心してしまう。
また、土・日曜の昼~夕方くらいに放送される単発特番を見る機会が増えたのも、タイムシフトマシンで24時間録画するようになった影響だ。この時間帯の番組は事前告知があまりない印象だが、それでいて出演者が結構豪華だったりする。その日の夕方に新聞のテレビ欄を見て「あれ、こんな番組やってたんだ」と気付くケースが多かった。最近はTVerでの見逃し配信も拡大したが、それも完璧ではない。タイムシフトマシンに保存されているほうが、やっぱり便利だ。
そして何より、タイムシフトマシンに録画された番組は「保存」できる。タイムシフトマシンとは異なる領域に番組を保存しなおすので、こうすれば自動削除の影響を受けず、より長期に渡って番組を残しておける。これは、無料見逃し配信サービスではまず無理な芸当だ。
保存操作は「過去番組表」で番組にカーソルを合わせて緑ボタンを押せばOK。実際の番組の長さの数分の1程度の時間がかかるが、実行すればあとは完了を待つだけなので、それほど手間がかかる印象はないかと思う。また画面には進捗状況も表示される。
タイムシフトマシン + 保存機能の連携は、推し活に最適だ。積極的に関連番組を事前リサーチできればいいが、推しがイベントに出席したとして、その様子がワイドショー番組で取り上げられるかは不確定だ。そうした漏れを事後的に発見できるのは、タイムシフトマシンならでは、だろう。
最新レグザとならより高度に連携できる
DBR-4KZ400は一般的な録画機と同様、組み合わせるテレビを問わない。テレビにHDMI入力があり、放送を受信できる環境さえあれば、誰でも使える。
一方で、TVS REGZA製の最新テレビとセットで使うと、より便利になる機能も用意されている。筆者宅の液晶レグザ「43Z570K」はまさに対象モデルで、テレビ側のリモコンには「タイムシフトリンク」のボタンがある。
このボタンから使えるのは「はじめにジャンプ」。普通にテレビを見ていて、ある番組を途中から見始めたとする。せっかくなら最初から見たい……という時に、この機能を呼び出そう。その番組がタイムシフトマシンで録画中であれば、DBR-4KZ400のリモコンに持ち替えることなく、テレビのリモコンだけで冒頭から追っかけ再生できる。なお、単純に「過去番組表」を呼び出して、テレビのリモコンだけで再生番組を選ぶことも可能だ。
つまり、「テレビのリモコンで、録画機のタイムシフトマシンも操作できる」という使い勝手の良さが、セット活用のメリットだ。
タイムシフトマシンはあらゆる層にとって便利
この他にもDBR-4KZ400には数々の便利機能がある。
例えば無料スマートフォンアプリ「スマホdeレグザ」との連携だ。DBR-4KZ400に保存されている番組を、Wi-Fiやモバイル回線経由でストリーミング再生したり、タイムシフト対象ではないチャンネルの番組を録画予約したりできる。
「スマホdeレグザ」機能は従来機種から対応しているが、DBR-4KZ400では画面の遷移スピードなどがかなり向上しているようだ。特に自宅内で同じWi-Fiネットワークに接続している時の快適度は相当上がっている印象。寝室で寝る前に、居間にあるDBR-4KZ400にワイヤレスで接続して、録り貯めた“推しの姿”を見ながら寝るなど、自分なりの使いこなしができる。
DBR-4KZ400にはタイムシフトマシンを軸に、テレビ番組を徹底的に楽しむための機能が、これでもかと詰め込まれている。
それはマニアのためというより、普段はあまりテレビを見ない方にとっても役立つものだ。例えば、ものぐさで「録画予約がそもそも面倒」という人にこそ、タイムシフトマシンによる自動録画の“楽っぷり”を体験して欲しい。
好きなアイドルやキャラクターの推し活に熱心な人なら、録画予約が苦ではないかもしれないが、「情報を見逃していた番組」も録画機がフォローしてくれるのは大きい。特番が沢山放送される年末年始は、見たい番組が4~5つ重なる時もあるかもしれない。タイムシフトマシンだからこそカバーできる用途があるはずだ。
今回使ったDBR-4KZ400は、内蔵HDD容量4TBのモデルだ(直販価格は13万7,500円)。より多く・長時間にわたって録画したいなら6TBの「DBR-4KZ600」(同16万5,000円)、少なくても良いなら2TBの「DBR-4KZ200」(同12万1,000円)という選択肢もある。
ものぐさサンにも、推し活派にも使って頂きたい「DBR-4KZ600/400/200」。是非一度、店頭などで触れてみてほしい。