トピック
小型プロジェクターとも相性抜群! ヤマハがガチで作った“ホームシアターヘッドフォン”「YH-L500A」が手放せない
- 提供:
- ヤマハミュージックジャパン
2025年4月17日 08:00
スマホやタブレットで、ストリーミングの映画やアニメを楽しむのは当たり前になった。最近ではモバイルプロジェクターも人気なので、白壁や天井に大画面を投写して映画を楽しんでいる人も多いだろう。だが、「映像はいいけど、音がショボいな」と感じた事はないだろうか?
スマホやタブレット内蔵スピーカーは貧弱だし、プロジェクター内蔵のスピーカーも、迫力ある大画面に釣り合うサウンドを再生できているとは言えない。作品の世界に没入して楽しむには、やはり音の“本物っぽさ”、いわゆる臨場感が必要だ。
では、巨大なAVアンプや、何台もスピーカーを並べて「ホームシアターを作るぞ!」というのも、大変だ。それらを集める予算が必要だし、そもそもスピーカーを並べるだけの部屋の広さが無い場合だってある。
そんな我々の前に、“超ちょうどいいヘッドフォン”が登場した。泣く子も黙る、あのAVアンプのヤマハが作った、ガチな“ホームシアターヘッドフォン”と呼べる「YH-L500A」がそれだ。
「でもお高いんでしょう?」と思いきや、実売2.5万円と、“ちょっと良いBluetoothヘッドフォン”くらいの値段だ。実際、YH-L500Aは普通のBluetoothヘッドフォンとして使うこともできる。では、普通のヘッドフォンとホームシアターヘッドフォンはどう違うのか? 実際に使ってみた。
いきなり使ってみる。部屋が広くなったような効果
通常であれば、YH-L500Aの特徴や技術などをチェックして試聴……という流れだが、そのあたりは後回しにして、いきなり映画を観てみよう。
スマホとYH-L500AをBluetoothでペアリング。サラウンド再生を行なう「サウンドフィールド」という機能を搭載しているのだが、これは一旦OFFにする。つまり、普通のBluetoothヘッドフォンとして使うわけだ。
Netflixアプリを立ち上げ、映画「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」を選び、序盤のローマの街でのカーチェイスシーンを再生する。
サウンドフィールドOFF状態では、当然だが、普通のBluetoothヘッドフォンで2chの音を聴いている状態なので、「高解像度かつ低音がしっかり出るヘッドフォンだな」みたいな感想はあるが、音の広がりはあまり感じず、「グォオオ」と吹き上がるクルマのエンジン音や、トム・クルーズが乗るバイクの音、緊迫感のあるBGMなどは、どれも同じような場所から聴こえている。
次に、ハウジング側面にあるボタンを押してサウンドフィールドモード「CINEMA」をONにする。「シネマ」という女性のガイドボイスが流れた後、一気に世界が変わる。あまりに世界が変わるので思わず「おおっ」と声が漏れる。
変化をヒトコトで言えば、“狭苦しい部屋から劇場にワープした”ような変化だ。前述のクルマやバイクのエンジン音、緊迫のBGMが、遠い場所から再生され、その音が空間を伝わって自分の耳まで届いたような、“距離感のある音”に聴こえる。
ヘッドフォンで音を聴くと、どうしても空間が狭く、音像が自分の頭の中に定位するように聴こえ、圧迫感となり、ストレスを感じる人もいるだろう。しかし、サウンドフィールドモードをONにすると、広い空間で、本当に音に包みこまれるような感覚になるため、圧迫感や閉塞感を感じなくなる。
音がこれだけの広がりを持つと、スマホ画面が窮屈に感じられるようになる。タブレットに切り替えてみたが、町並みの細部や、カーチェイス中の自動車のタイヤの動きなど、画面が大きくなって得られる情報量が増えると、ヘッドフォンから聴こえる音場が広く、迫力のあるサウンドと、だいぶ釣り合いがとれてくる。
「部屋が広くなったような変化」と書くと、「単にエコーを加えて、お風呂場で再生したような音にしているだけなんじゃないの?」と思われるかもしれないが、実際に聴いてみると、エコーとはまったく違う。
例えば、エンジンが唸る鋭い音や、タイヤが地面を蹴る細かな音、トム・クルーズの声など、個々の音の音像はサウンドフィールドモードをONにしても、シャープでクリアなまま。決してエコー追加でボワボワと滲んだりしない。つまり、鋭い直接音がまず耳に届いた上で、耳に入らなかった音が、広い空間に反射した音も聴き取れる。これにより、“明瞭さと空間の広さ”を両立しているわけだ。
そもそもヤマハは、建築音響を起点として、昔から“良い音”“良い響き”とは何かを研究してきた歴史を持つ。世界各地のホールを実際に測定して得られた音響データやノウハウを、映画や音楽の再生時に活かすという取り組みだ。この“ホール音響の再現技術”を30年以上かけて培っており、それがヤマハのAVアンプの大きな強みにもなっている。
サウンドフィールドモードでも、この技術が使われており、処理としては入力された2chのソースに対して、ヘッドフォン内部でサウンドフィールド技術を使って、一度5ch相当に拡張している。つまり、映画館やホームシアターのようなサラウンドサウンドに変換しているわけだ。
そして、その5ch相当のデータをヘッドフォンで聴けるようにするため、頭部伝達関数を用いた処理を行ない、再び2chに戻してヘッドフォンで再生している。要するに、本物の映画館などの残響データをもとに、“入力された音源が、本当の広いシアターで再生したらどう聴こえるか”を再現して聴かせてくれるヘッドフォンというわけだ。
変化するのは、空間の広さだけではない。中低域もサウンドフィールドモードをONにすると、増強され、迫力がさらにアップする。映画はやはり、重低音と共に楽しんだ方が魅力がアップするというもの。前述のカーチェイスシーンでも、途中で敵の車と衝突し、その衝撃で耳がキーンとなる場面があるが、サウンドフィールドモードをONにした方が、「グワシャーン!」という衝突音が深く沈み、より鋭く、強烈になって「これぞアクション映画」というサウンドになる。
モバイルプロジェクターの大画面と組み合わせてみる
このサウンドは、スマホではもったいない。JMGOのモバイルプロジェクター「PicoFlix」を使い、白壁に大画面を投写。PicoFlixはBluetooth出力もできるので、プロジェクターとYH-L500Aをペアリングして、先程の「デッドレコニング」を鑑賞してみた。
実は、これまでもプロジェクターと普通のBluetoothヘッドフォンをペアリングして映画鑑賞した事はあるのだが、YH-L500Aを使った体験は別次元だ。
普通のヘッドフォンでは、映画が終わるまで「ヘッドフォンで聴いている」という感覚が続くのだが、YH-L500Aは、良好な装着感と広がりのあるサウンドの効果なのか、使い始めて5分、10分してくると、“ヘッドフォンで聴いている事”を忘れるというか、気にならなくなる。おそらく、壁に投影した大画面と、広がりのあるサウンドのマッチングが良いため、しばらく鑑賞していると、“眼の前の映像から音が広がっている”ような感覚になるためだろう。
これは同時に、映画の世界への“没入感”を高める要素でもある。
プロジェクター内蔵スピーカーで再生した音と、YH-L500Aのサウンドを比較すると、正直言って次元が違う。プロジェクターのスピーカーも頑張ってはいるのだが、いかんせん、筐体が小さいので低音が出ず、どうしてもハイ上がりな、スケールの小さな音になる。しかし、YH-L500Aで聴けば、重低音もたっぷり味わえる。これは映画にとって大きなポイントだ。
アニメともマッチする。最近ハマっている、「俺だけレベルアップな件」から、悪魔の城というダンジョンでラスボスと戦うシーンを鑑賞したが、プロジェクター内蔵スピーカーで見た時は「アクションシーンの動きが凄く激しいな」とか「スピード感が凄いな」など、映像についての感想ばかりが頭に浮かんでいた。
しかし、YH-L500Aで聴きながら見ると、悪魔の王バランが攻撃する時のカミナリの鋭さや、その雷鳴が背後の空間に響き割る「ズオオオオーン」という低音に意識を奪われ、「うわぁーカミナリの迫力がヤバい」とか「水篠旬(主人公)が、冷静に敵を分析する時の声が、低くて落ち着いててイケボだなぁ」など、音に関する感想が次々と頭に浮かんでくる。
こうした“音の美味しい部分”は、プロジェクターやスマホ、タブレット内蔵スピーカーではなかなか味わえない。YH-L500Aでの映画、アニメ鑑賞を体験すると、次からは「YH-L500Aを使わないで映画を見るのはもったいないな」と思うようになるだろう。
嬉しい発見だったのはYouTubeの動画鑑賞だ。最近、旅行に行けていないので、旅系Vlogを寝る前によく見ており、「スーパーカブでガソリン代1,000円で東京から京都に行けるのか?」というような、チャレンジ系の動画が好きなのだが、それを見ながら「CINEMA」モードにすると、臨場感が爆上がりするのだ。
サウンドフィールドモードOFFでは、「周囲をゴーゴーと車が行き交う中で、YouTubeが喋っている」だけなのだが、サウンドフィールドをONにすると、グワッと空間が広がって自分も屋外に出たような感じになり、喋っているYouTubeと、隣の車線の車との距離感がわかるようになる。
遠くで鳴っている信号機の音や、歩道を歩いている人の話し声なども適度に遠くから聞こえるため、“本当に外にいるような感じ”がグッと強くなる。今までは“旅の動画を見ている”という印象だったが、YH-L500Aで聞くと“自分も一緒に旅に出ている”感じになる。これはかなり面白い。
ライブ会場にワープするMUSICモード
MUSICモードも試してみた。
YouTubeで配信されている、YOASOBIのライブ「UNDEAD」 from 『YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 "超現実"』2024.11.10@東京ドームと、Adoが日本武道館で「唱」を披露する映像だ。
MUSICモードはCINEMAよりも、さらに空間が広く、大規模空間でのライブとの相性は抜群だ。「ワー! キャー!」という観客の歓声が、本当にライブ会場にいるかのように、遠くから聴こえてくる。
そして大迫力の音楽がスタートすると、巨大なPAによる中低音がパワフルにブーストされ、グイグイとこちらに音圧豊かに押し寄せてくる。「これこれ、音圧を浴びるのがライブなんだよ」と、実際のライブ会場の臨場感が思い起こされるようなサウンドだ。
ゲームをこのヘッドフォンでプレイしてみたらどうだろうか?
Nintendo Switchとペアリングし、モードをCINEMAに戻して「スプラトゥーン3」をプレイしてみたが、音場が広大になるため、広い屋外でインクバトルをしている臨場感が高まる。試しにMUSICに切り替えたところ、個々の音の押し出しが強く、輪郭もよりシャープになる印象で、“敵の音を聞き漏らさない”というタイプのゲームではMUSICの方がマッチするかもしれない。映画のように世界観を味わいながらプレイするRPGには、CINEMAの方が良いだろう。
プレイしていてあまり遅延は気にならなかったが、YH-L500Aは本体、アプリから低遅延のゲーミングモードをONにする事も可能。気になる人はこれを使うと良いだろう。
感動の装着感、上位モデルとの違いは?
いきなり使い始めてしまったが、内部や装着感にもこだわりが感じられるので、細部を見ていこう。
搭載しているユニットは40mm径。御存知の通り、振動板は振幅して音を出す。どうしても、耳に向かって放出される音にばかり注目するが、振幅する以上、後ろに向かっても音が出る。この音をどう処理するかというのが、サウンドや振動板の動きやすさにはかなり重要となる。
YH-L500Aでは、ユニット背面に通気ポートを配置するだけでなく、そこに不織布も貼り付けている。試行錯誤しながら、その不織布にも1mm径の通気孔を設ける事で、ユニットの動きを阻害しないように調整したという。非常に細かな話だが、こうした細かなチューニングの積み重ねが、映画で重要になってくる低域がクリアでこもらない事、量感がありながら歪みの少ない音に寄与している。
さらに、ユニットに加えてハウジング上部にある通気ポートで内部から外部への通気度も微調整。これにより、子音が耳に刺さらない、高域の抜けが良いサウンドとなり、セリフの聴きやすさにもつながっている。
ヘッドフォンを横から見ると、ハウジングはかなり薄型。この薄さで、あの広がりのあるサウンドを再生を再生できているのは不思議だ。ハウジングは、ラウンドしているが四角で、この形状がデザイン的な特徴と言える。マットな仕上げで手触りも良い。265gと軽量なのも嬉しいポイントだ。
特筆すべきは、装着感の良さだ。
映画鑑賞用ヘッドフォンなので、自ずと使用時間が長くなるわけだが、実際に装着してみると、耳のまわりにイヤーパッドが的確にフィットし、側圧も適度で、安定感抜群。特に、普通のヘッドフォンでは隙間があきがちになる、耳の裏側の密着具合は関心するレベルだ。イヤーパッドがしっかり密着し、密閉度が高いという事は、しっかりした低音再生には欠かせない部分。先程聴いた、映画の迫力の低音も、こうした地道な工夫で実現しているのだろう。
ヘッドフォンがズレにくいので、ヘッドレストのある椅子に、安心して頭をあずけられる。特に、壁に大画面を投写した場合は、映像を見上げる姿勢になるので、ヘッドレストで頭を支えたくなる。こうした場合でも、YH-L500Aであれば安心して使える。個人的に、これはかなりポイントが高い。
この装着感を実現するために、イヤーパッドの形状にはこだわったそうだ。ハウジングをわずかに傾斜させたり、ハンガーの角度調整や、ヘッドバンドの厚み・幅なども改良されている。
BluetoothのコーデックはSBC/AAC/aptX Adaptiveに対応。付属のケーブルを使い、ステレオミニでの有線接続も可能だ。アプリは「Headphone Control」を用意しており、イコライザーや、ユーザーの好みのサウンドにカスタマイズする事も可能だ。ただし、イコライザー使用時は、サウンドフィールドモードはOFFになる。また、ヤマハならではの機能として、小音量でもコンテンツの魅力を味わえる「リスニングケア」も搭載している。
ちなみに、YH-L500Aには「YH-L700A」という上位モデルがある。実売は5万円台で、YH-L500Aはその半額くらいというイメージだ。
YH-L700AとYH-L500Aを比較すると、大きな違いは、YH-L700Aは6軸のヘッドトラッキング機能、つまり“ユーザーがどのように頭を動かしたか”を検知する機能を搭載している。
YH-L700Aではこれを使い、2chのソースを5chに拡張するだけでなく、首を左右などに動かした時に、それに合わせてサウンドが変化するように8ch分のパン用音源を生成。それを頭部伝達関数を用いて再び2chに落とし込んで再生する、かなり高度な処理をしている。
それに対して、YH-L500Aはヘッドトラッキング機能とハイト方向の再現を省いている。それに伴い、サラウンド再生の機能名もYH-L700Aは「3Dサウンドフィールド」だが、YH-L500Aは「サウンドフィールド」となっている。
ただ、“ヘッドトラッキング機能とハイト方向の再現を省いている”と言っても、YH-L500Aのサウンドが、水平方向にしか広がらないわけではなく、前述の通り、部屋が広大になり、音に包まれる感覚はしっかり味わわせてくれる。要するに、「機能豊富なYH-L700Aから、多くの人に喜ばれる機能を厳選しつつ、細部をより進化させたお買い得モデル」的な存在が、YH-L500Aと言える。
個人的には、より進化したYH-L500Aの装着感や、金属パーツは少なくなっているが、それによって重量も265gと、YH-L700Aの330gと比べて軽量化されている点を評価したい。これで約半額の実売2.5万円というのは、文句なしにお買い得だ。
実は普通のBluetoothヘッドフォンとしても音が良い
サウンドフィールドが醍醐味のヘッドフォンだが、サウンドフィールドをOFFにした、“素のBluetoothヘッドフォン”として使ってクオリティが高い。
スマホとペアリングし、Amazon Musicから「ダイアナ・クラール/月とてもなく」を再生すると、冒頭のアコースティックベースがしっかりと深く沈むだけでなく、低音の中で、弦がブルブルと震える様子が細かく描写される。単に低音が出るだけのヘッドフォンでは、音像の輪郭が膨らみがちになるが、YH-L500Aの場合はしっかりとキレがある。こうした音は、振動板の動きがフラつくと出せない。動きが軽やかだというのもあるだろうが、駆動しているアンプの制動力も高いのだろう。
ボーカルも、ナチュラルで生々しい。歌い出す直前の「スッ」と息を吸い込む小さな音まで聞こえ、歌い終わりで声にならない空気が「フーッ」と抜けていく様子まで聞き取れる。中高域の輪郭を、これだけ細かく見せてくれるヘッドフォンもなかなかない。
細部も優れているが、全体のバランスも良好。ハイ上がりのスカスカした音ではなく、グォンと重い低音を出しつつ、それに中高域の細かな音が埋もれない。どちらかといえば「ドンシャリ」ではあるのが、悪い意味ではなく「上も下もしっかり情報量のある“美味しいドンシャリ”」という印象。このあたりの音作りの上手も、ヤマハらしさが感じられる部分だ。
前述のように、サウンドフィールドOFF状態では、アプリからイコライザーが選択できる。試しに「フォープレイ/Fourplay」から「Bali Run」を聴きながら、Energy、Gentle、Grooveなどのプリセットを切り替えてみたが、低音がより深く沈んだり、コントラストが深くなるなど、効果の違いを楽しめる。
関心したのは、ヘッドフォンとしての素の実力が高いからなのか、プリセットの作り込みが上手いのか、どれを選んでも破綻しないというか“やり過ぎ感”が無い。そのため、プリセットを変えるたびに「これいいな、しばらくこれで聴こう」「次のコレもいいな、しばらくこれで聴こう」と、どれも気に入ってしまう。選び甲斐があるプリセットだ。もちろんユーザーがイコライザーをいじって、それを保存することも可能だ。
ホームシアターヘッドフォンに求めるものは、「音の広がり」、「映画館のような迫力ある重低音」、「セリフの聞き取りやすさ」、「長時間でも疲れない装着性」などだろう。YH-L500Aは、それを高次元で満たしつつ、価格もリーズナブルに抑えているのが魅力だ。
ヤマハなので「モニターヘッドフォンっぽいサウンドなのかな?」とイメージする人もいるかもしれないが、良い意味で、モニター傾向とは違うヘッドフォンだ。細かな音を描写する能力は高いが、それだけでなく、「どれだけ広がりを感じられるか」「低音の迫力を出せるか」を、思い切って追求している。この“振り切った感じ”は個性であるし、むしろ好印象だ。
AVアンプやスピーカーを買い集めても、まわりを気にして、音量を上げられないというパターンもある。そう考えると、YH-L500Aは気軽にホームシアターの楽しみを味わわせてくれるヘッドフォンと言える。一度使えばおそらく、“YH-L500A無しでの動画視聴”には戻れない、そんなヘッドフォンになるだろう。