◇ 最新ニュース ◇
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【Watch記事検索】
オプトウェア、「HVD」米国投入に向け現地法人設立
-映画/放送業界、医療分野などでの普及を目指す


10月20日発表


2月に展示されたHVDディスクのサンプル

 コリニアテクノロジーを採用したホログラムデータ記録ディスク「HVD」の開発を進める株式会社オプトウェアは20日、同技術の米国市場投入に向けた事業拠点として米国法人を設立すると発表した。米国法人の業務は24日より開始する。

 同社は、2005年夏をメドに業務用の第一世代製品「MAGNUM」(仮称)の市場投入を計画しており、米国法人ではこの立ち上げに向けて米国市場でのマーケティングや技術サポートなどの業務にあたる。また、ゲームなどの用途が想定されるカード型の記録メディア「HVC(ホログラフィック・バーサタイル・カード)」の開発も行なう。

 資本金は10万ドルで、オプトウェアの全額出資子会社として設立されるが、米国内のベンチャーキャピタルや、オプトウェアのパートナー企業からの出資も受け入れる予定。所在地はコロラド州ロングモント市。


HVDドライブのモックアップと、HVDカートリッジ

 HVDは、国際標準化団体であるEcmaインターナショナルの技術委員会「TC44」で規格化が検討されているホログラムデータディスク。DVDなどと同サイズのディスクに1TB以上のデータを記録できるのが特徴。最大容量は3.9TB、1Gbpsのデータ転送も行なえるという。また、複製が物理的に不可能という高いセキュリティ性を持つとしている。

 同社はHVDを用いた製品を、米国の映画や放送業界で利用される磁気テープからの置き換えに想定しているほか、医療/官公庁/金融などの分野でも顧客を開拓する計画。

 HVDやHVC規格は、2006年夏に認定される見込みとしており、同社は「国際標準化戦略と同時に、米国を拠点とした“アーカイブ・ストレージのスタンダード”の獲得も視野に入れた戦略を進める」という。

 2月には推進団体として「HVDアライアンス」を設立。従来から関わっているオプトウエア、CMC Magnetics Corporation、Strategic Media Technology、東亜合成、パルステック工業、富士写真フイルムのほか、東芝、アルプス電気、三菱化学メディアなど6社も参加している。

□オプトウェアのホームページ
http://www.optware.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.optware.co.jp/what_051020.html
□関連記事
【7月6日】オプトウェア、「HVD」始動に向け15.3億円の増資を開始
-2006年夏の商品化に向け、生産体制などを確立
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050706/optware.htm
【2月3日】オプトウェア、ホログラムディスク「HVD」を2006年に立ち上げ
-推進団体「HVDアライアンス」を設立。民生展開は2008年以降
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050203/optware.htm
【1月26日】ホログラム光ディスクの標準化委員会が設立
-200GBのHVD、30GBのHVCは2006年6月承認へ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050126/optware.htm
【2004年8月23日】オプトウェア、ホログラム光ディスクへの動画記録/再生に成功
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20040823/optware.htm
【2004年10月7日】松下や丸紅など6社、ホログラム光ディスクのオプトウェアに出資
-出資金は計3億6,000万円
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20041007/optware.htm

(2005年10月20日)

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright (c)2005 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.