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アミューズソフトエンタテインメント株式会社、株式会社ポニーキャニオン、松竹株式会社は28日、株式会社東芝、株式会社TSUTAYAと協力して、渋谷駅前QFRONTビル「SHIBUYA TSUTAYA」店頭にて、HD DVDの体感・販促キャンペーンを12時~20時まで実施した。 店頭では、中央に72インチの大型ディスプレイを配置、HD DVDのデモ映像を流しながら、HD DVDについての解説を行なっていた。また、その脇にもう1台のディスプレイと東芝製HD DVDプレーヤー「HD-XA1」を用意。こちらでは実際のHD DVD映像を細かくチェックしたり、メニュー操作などを体感することができた。
紹介していたHD DVDタイトルは「夜桜 HD DVD+DVDツインフォーマット」に加えて本日発売の「ネバーランド」、「SHINOBI」など。それ以外の発売予定タイトルは看板による告知のみだった。 キャンペーンはSHIBUYA TSUTAYA正面玄関で行なわれ、渋谷駅前のハチ公前交差点正面に位置するQFRONTだけに、非常に目立つ場所。交差点からQFRONTに目を向けると青色の屋根がすぐ目に入ってきた。
今回のキャンペーンの目的については、「HD DVDタイトルを売ることよりもHD DVDの存在を広く知ってもらうことが目的。そのために渋谷の目立つ場所で行ないました。もしタイトルや本体を売りたい、というのであれば秋葉原でやりますよ」(東芝)と説明する。 実際の店頭での反応は、「昼間の時間は、日差しが強かったので画面が見にくくなってしまい厳しかった。夕方くらいから丁度いい明るさになったので、興味を持った人が何人も声をかけてこられた。HD DVDの認知度も少しは上がったと思うので、その意味ではキャンペーンは成功と言えるでしょう」。 ただし、流れているタイトルの内容によって通りすがりの人の興味も異なるようで、仲間由紀恵やオダギリジョーと言った有名な役者の登場する「SHINOBI」を流している時には、他のコンテンツと比べても多めの人が足を止めたという。「SHINOBIはアクションシーンも多いので、その動きが気になって足を止めた人も多かったですね」。 今後のHD DVDの展望については、「とにかくはじめに大型液晶テレビやプラズマテレビが売れてくれないと、せっかくのハイビジョン画質が生きてこないので意味がないんですよね。まずは、テレビが売れて土壌が固まったところで、豊富なコンテンツと安くなったプレーヤー本体で勝負していきたいところです」と語り、次世代DVDの勝負はまだ始まったばかりであると印象付けた。 □東芝のホームページ ( 2006年4月28日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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