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松下電器産業株式会社は、4GBのSDHCメモリーカードに対応し、著作権保護機能もサポートしたカードリーダ2モデルを7月22日に発売する。USB 2.0接続タイプの「BN-SDCJP3」と、PCカードタイプの「BN-SDDBP3」を用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はどちらも5,000円前後の見込み。対応OSはWindows 2000/XP。 「SDHC」は、SDメモリーカード規格Ver2.00に準拠したカードの名称。Ver2.00の規格化はSD Card Association(SCA)により、2006年初頭に完了。カードの形状や著作権保護機能などは従来のものと同じだが、ファイルシステムがこれまでのFAT16/12からFAT32に変更され、従来の最大容量である2GBを越え、最大32GBまでの大容量化が可能。ファイルシステムが変更されるため、FAT12/16にしか対応していない機器でSDHCをサポートすることはできない。
7月に発売される2モデルは、4GBのSDHCカードまで対応。SD/SDHCに加え、アダプタを使わずにminiSDカードの読み書きも可能。 さらに、付属の専用ドライバをインストールすることで著作権保護機能にも対応可能。MOOCSで購入したファイルなど、著作権保護されたSDオーディオ形式の音楽ファイルや、ΣBOOK用の電子書籍コンテンツなどの書き込み、書き換えが行なえる。 外付け型はUSB 2.0接続。本体にUSB端子を備え、直接パソコンに接続できるほか、約80cmの延長ケーブルも付属。外形寸法は約42×74×12.5mm(幅×奥行き×高さ)で、本体のみの重量は約24g。
カードアダプタタイプはType2 CardBus用。外形寸法は54×85.6×5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約30g。
□松下電器のホームページ
(2006年6月20日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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