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ソニーは21日、VAIOにバンドルされるPremiere Pro 2.0/Elements 2.0用プラグイン「VAIO Edit Components」の最新バージョン「Ver.6.1」を公開した。アップデートにより、両ソフトでAVCHD形式のファイル読み込み/書き出しが可能になる。併せて、Windows Media Playerで、編集したAVCHD形式のファイルを再生可能とする「Sony Video Shared Library Ver.3.0」も公開した。 ■ VAIO Edit Components Ver.6.1
対象は、VAIO Edit Components Ver.6.0/5.0/4.2.02がプリインストールされた「VGC-RC72DP」や「VGN-AR90PS」など。ファイルサイズは16.4MB。 アップデートにより、AVCHD方式のハイビジョンハンディカムの「HDR-UX1」(9月10日発売)、「HDR-SR1」(10月10日発売)で撮影した映像の読み込みと書き出し(.m2ts形式)が可能になる。 なお、4.2.02では、事前に5.0.01アップグレードプログラムの適用が必要で、5.0.01アップグレードには、Premiere Pro 1.5/Pro/Standard/Elements のいずれかがインストールされている必要がある。 対象機種以外のVAIOでも、Ver.6.1をインストール後、「AVC/H.264ライセンス for VAIO Edit Components Ver.6.1」と、「Dolby Digitalライセンス for VAIO Edit Components Ver.6.1」を購入すれば同じ機能が利用できるようになる。 同社は、AVCHD編集の必要スペックとして、OSはWidows XP SP2、CPUはPentium DまたはCore Duo(1.66GHz以上)、メモリは512MB以上としている。グラフィックカードはATI製/NVIDIA製カード、またはインテル グラフィックス・メディア・アクセラレータ 950。 なお、AVCHD編集においてもスマートレンダリングに対応しているが、無編集部分のつなぎ目など必要最低限のレンダリング範囲は、HDVやMPEGのスマートレンダリング時と比べ長くなるほか、AVCHDのスマートレンダリングの場合、少なくとも約10秒以上の無編集部分が必要。 そのほか、VAIO Edit ComponentsでAVCHD編集を行う際、タイムラインルーラ上にレンダリングが必要な部分を示す赤いバーが表示されるが、この場合でも、Premiereの「ワークエリアをレンダリング」を使ってプレビューファイルを作成する必要はないとしている。 □ダウンロードページ ■ Sony Video Shared Library Ver.3.0 対象は、VAIO Edit Components Ver.6.1をインストールした2006年春・夏モデルのVAIOで、アップデートにより、VAIO Edit Components Ver.6.1で作成したAVCHD形式のファイル(.m2ts)がWindows Media Playerで再生可能となる。ファイルサイズは3.67MB。
□ダウンロードページ
□ソニーのホームページ ( 2006年8月21日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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