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オンキヨー&パイオニアが、DTS Play-Fiのハードウェアパートナーに。サウンドバーなどで対応

 米DTSが展開する、ワイヤレスでロスレスオーディオを伝送できるネットワーク再生規格「Play-Fi」。その新たなハードウェア・パートナーとして、オンキヨーとパイオニアが参入する。DTSと包括的な契約を結び、'16年モデルのサウンドバーやAVアンプなどに順次Play-Fi対応のファームウェアアップデートを提供。さらに、2017年モデルでは対応製品のカテゴリも拡大予定としている。

 DTS Play-Fiは、無線LANを使って音源を対応オーディオ機器にロスレス伝送できる技術。スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器から、DTS Play-Fi対応スピーカーなどに音声出力が行なえる。異なるブランドやメーカー間の製品でもシームレスな相互操作を実現し、マルチルームで複数台のスピーカーからロスレスサウンドを楽しめるようになるという。

 さらに、9月下旬には、ディスクリート5.1chのサラウンド音声によるホームシアター環境を、ワイヤレスで実現するテクノロジーも導入予定。

 音楽配信サービスのSpotifyやTIDAL、Amazonプライムミュージック、KKBOX、インターネットラジオ局などに対応し、スマホやパソコンで受信した音楽を対応スピーカーへ配信可能。今回、新たに欧州でサービス展開している「Qobuz」も追加された。