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ローランド初のターンテーブル「TT-99」。'83年のTR-909モチーフで500台限定
2016年9月13日 09:15
ローランドは、1983年発売のリズムマシン「TR-909」の外観をモチーフにした同社初のターンテーブル「TT-99」と、DJミキサー「DJ-99」を12月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はTT-99が4万円前後、DJ-99が3万円前後。それぞれ500台限定となる。
デザインのモチーフとなった「TR-909」は1983年に発売され、テクノやハウスなどのダンス音楽において世界中で使われるようになったリズムマシン。販売完了から30年以上経った今も、ダンス音楽には欠かせない音源となっている。
新発売のTT-99とDJ-99は、TR-909の復刻版となる「TR-09」を含む「909 Celebration」の記念モデルとして製品化。世界で各3,000台限定となる。
ターンテーブル「TT-99」
ローランド初のアナログレコード用ターンテーブル。トルクの強いダイレクトドライブ方式で、DJプレイのスクラッチにも対応可能なほか、リスニングの利用も想定。ブラシレスDCモーターを搭載し、回転スピードは3種類(33 3/1、45、78rpm)。シングル/LP/SP盤に対応する。
フォノイコライザも内蔵し、フォノ入力のないアンプにも直接接続できる。ターンテーブルのプラッターはアルミダイキャスト製。トーンアームはスタティックバランスのS字型。
音声出力はアナログ(RCA)。外形寸法は450×350×150mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.8kg。ヘッドシェル/カートリッジなどが付属する。