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AK×JH AUDIOコラボイヤフォンのローエンド「Michelle」登場。499ドル

 アユートは、Astell&KernとJerry Harvey Audioのコラボイヤフォン「THE SIREN」シリーズの新製品として、ユニバーサルタイプの「Michelle(ミシェル)」を発表した。日本での発売日と価格は未定だが、米国では499ドルで販売予定。THE SIRENシリーズのローエンドモデルと位置付けられている。

「THE SIREN」シリーズのローエンドモデル「Michelle」

 シェル部分に3Dプリント技術を活用。人間工学を追求した形状で、「ユニバーサルでありながら優れたフィッティングを実現した」という。音が出るノズルには約10度の角度がつけられており、装着感を向上させている。-26dBという高い遮音性能も実現した。

シェル部分に3Dプリント技術を活用。ケーブルは着脱できる

 ドライバはバランスド・アーマチュア(BA)で、高域、中域、低域に各1基のBAを搭載した3ウェイ3ドライバ構成。このイヤフォンのために新開発されたものだという。ドライバーの時間軸と各帯域の位相を正確に制御する、独自のFreqPhaseテクノロジーも採用。チューブ型ウェーブガイドを使い、各ドライバーの信号を0.01m秒以内に確実に到達させるという。

 クオリティについてJerry Harvey氏は、「LaylaやRoxanneの開発で学び蓄積してきた経験の結晶。今回のゴールは、より手頃な価格のIEMに、私達の技術を上位モデルと同じ様に採用すること。MichelleはTHE SIRENシリーズのローエンドモデルでありながら、上位モデルを凌駕する魅力あるポテンシャルを持っている」とコメントしている。

 なお、名称は米国のロックバンド、Guns N’Rosesの1st アルバム「Appetite for Destruction」に収録されている「My Michelle」から引用されている。

 ケーブルは着脱可能。端子は2ピン。ステレオミニのケーブルに加え、2.5mm 4極のバランスケーブルも同梱する。インピーダンスは18Ω。3サイズのシリコンイヤーピースやキャリングケースも付属する。

2.5mm 4極のバランスケーブルも同梱