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アイ・オー、パソコンのUSB Type-Cから4K HDMI出力するマルチアダプタ。HDCP対応

 アイ・オー・データ機器は、USB Type-Cでパソコンと接続してHDMIとアナログRGB出力が可能で、USBとEthernet端子も備えたマルチアダプタ「US3C-UERGB/H」を11月下旬に発売する。価格は7,800円。対応OSは、Windows 10、Mac OS X 10.11、macOS 10.12。

マルチアダプタ「US3C-UERGB/H」

 USB Type-CのDisplayPort Alt Modeに対応し、4つのインターフェイスを備えたマルチアダプタ。バスパワーで動作し、ノートパソコンと組み合わせ、外部ディスプレイやプロジェクタ、USB機器などとの接続を可能にする。ただし、接続するパソコンのUSB Type-Cが、DisplayPort Alt Modeに対応している必要がある。対応機器はアイ・オーのページに記載されている。

 DisplayPort Alt ModeはVideo Electronics Standards Association(VESA)が策定したもので、ドライバレスで映像出力が可能。手軽に利用できるほか、様々な機器との接続がUSBケーブル1本で実現するため、パソコンまわりがスッキリ整うという。

PCとの接続イメージ

 映像出力はHDMIとアナログRGB(D-Sub 15ピン)を備え、HDMIはバージョン1.4b、3,840×2,160ドット/30Hzまでの出力に対応。HDCPにも対応する。アナログRGBの場合は2,048×1,152ドット/60Hzまでサポートする。なお、アナログRGBとHDMI出力は併用できない。また、アナログRGBは音声出力に対応していない。

 Ethernet端子は1000BASE-Tまでサポート。USB端子はType-Aで、USB 3.0に対応する。オフィスなどで、パソコンのMACアドレスでのみネットワーク通信を許可されている環境で利用できるようにするため、アダプタのMACアドレスをパソコンのMACアドレスに自動で変更するツール「MA Changer」(Windows用)も付属する。

 外形寸法は約114×54×16mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約75g。