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Google Play Musicが一新。機械学習で文脈を分析、場所も考慮して楽曲オススメ

 Googleは14日、音楽配信サービスのGoogle Play Musicをリニューアルした。機械学習により文脈を分析した楽曲レコメンド機能など「より賢く、より簡単、より便利に生まれ変わった」という。

 Google製品に使われている文脈を分析するコンテキストツールの技術をGoogle Play Musicに導入。機械学習を用いてユーザーの音楽の好みを学ぶほか、ロケーションやアクティビティ、天気などの情報をプレイリストと合わせることで、よりパーソナライズされた音楽を提供可能になるという。Android、iOS、デスクトップなど日本を含む62カ国で一斉に提供を開始する。

 新機能の利用には、ユーザーによるオプトイン(位置情報提供などの同意)が必要。これにより、自宅や仕事中、通勤、フライト、観光、街に繰り出すときなど、ユーザーのいる場所や状況に応じて、Google Play Musicが最適な音楽を選ぶようになる。

 新Google Play Musicでは、ユーザーに最適化したホームスクリーンを起動直後から表示。機械学習技術と音楽エキスパートのキュレーションにより、使えば使うほど好みを学び、それらを反映した音楽体験を提供するという。

 また、電波が切れても、インターネットに接続できなくても、オフライン プレイリストで聴いていた音楽を再生できる。お気に入りの曲をダウンロードし忘れていても、いつでも聴くことができるという。

 Google Play Musicは、月額980円の定額制音楽配信サービス。AndroidやiOS、パソコンなどから利用できるほか、気分や状況にあわせたラジオ機能やオフライン再生機能も備えている。