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SOULNOTE、10周年記念フォノイコライザ「E-1」に限定100台のブラックモデル
2017年5月1日 12:00
CSRは、オーディオブランド・SOULNOTEのフォノイコライザ「E-1」のブラックモデルを6月中旬より発売する。価格は20万円。'16年にプラチナム・シルバーを発売しているが、100台限定販売でブラックを追加する。
同社フォノイコライザの第1弾「ph1.0」(50万円)の回路構成・部品を踏襲しながら、さらに細部を磨き上げ、「アナログレコードの可能性を追求した」という製品。RIAA素子を電圧増幅回路の負荷に挿入することで、ゲインそのものがRIAA特性になる独自の回路方式を採用し、100kHz以上に渡る全周波数帯域において、均一なクオリティを獲得したという。
入力はアナログRCAと、バランスXLRを各1系統装備。背面のスイッチで切り替えられる。XLR 2芯のバランス接続ケーブルを使えば、入力から出力まで完全バランスの無帰還フォノイコライザとして使用できる(MC入力時)。利得はMCが70dB、MMが50dB。
スピーカーも駆動できるという無帰還バッファアンプを採用。「他のSOULNOTE機器と同様に、アンバランス出力はバランス出力のHOT側のみ」という仕様になっている。
電源部には、260VAトロイダルトランスを投入。トランスの重心の直下にスパイクピンを直接マウントし、トランスの有害な振動は筐体全体に干渉せず、ダイレクトに筐体外に排除される「ダイレクトメカニカルアースコンストラクション」を採用している。
消費電力は48W。外形寸法は430×409×102mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は9.5kg。