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IIJ、世界初DSD 11.2MHzのオンデマンド・ハイレゾストリーミング配信

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は、ハイレゾ・ストリーミング音楽配信サービス「PrimeSeat(プライムシート)」で、NHK交響楽団(N響)の公演をDSD 11.2MHzハイレゾ音源で配信する。

 提供コンテンツは、2017年5月、6月にミューザ川崎シンフォニーホールで行なわれた「明電舎創業120周年記念/N響 午後のクラシック」の公演で、DSD 11.2MHzハイレゾ音源で制作したもの。7月4日より無料でオンデマンド配信する。

 「N響 午後のクラシック 第2回」(2017年5月25日収録)は、7月31日まで配信。曲目はチャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23、ムスキー・コルサコフ/スペイン奇想曲 作品34、チャイコフスキー/幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」作品32ほか。指揮はウラディーミル・フェドセーエフ。

 「N響 午後のクラシック 第3回」(2017年6月15日収録)は、8月31日まで配信。曲目は、モーツァルト/歌劇「魔笛」序曲、モーツァルト/フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299、モーツァルト/交響曲 第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」ほか。指揮はトン・コープマン。

 今回のDSD 11.2MHzオンデマンド・ストリーミング配信は、コルグとの共同開発により実現し、世界初となる。再生には、常時24Mbps以上の通信速度と、DSD 11.2MHz対応DACなどが必要。なお、「N響 午後のクラシック」配信はDSD 11.2MHzのほか、5.6MHzやPCM 96kHz/24bitも選択できる。