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英GOLDRING、13,000円からの入門向けMMカートリッジ「Eシリーズ」
2017年10月6日 17:54
ナスペックは、英GOLDRING(ゴールドリング)レコードカートリッジの新製品として、入門用のMM型「Eシリーズ」を10日より発売する。カンチレバーの素材や針のサイズが異なる3製品を用意し、価格はカーボンファイバーのカンチレバーを備える「E1」が13,000円、アルミ製レバーの「E2」が16,000円、アルミレバーで楕円針採用の最上位「E3」が18,500円。
GOLDRINGは1906年に設立され、カートリッジやアナログターンテーブルの製造を手がけて110年の歴史を持つオーディオブランド。「アーティストが人々に届けたいリズムや音楽性、ニュアンスの再現」をリーズナブルに実現することを目標とし、MMカートリッジ「Eシリーズ」を開発した。
Eシリーズは、45度角に傾斜したデュアルマグネット構造でレコードの正確なステレオ再生を可能にする「マグネティック・ダブレックス・テクノロジー(二重化磁気技術)を採用。カンチレバーの固定には特別設計の調整ネジを採用し、クロストーク値が最小となるように針の角度の調整を行なっている。
E1は0.6milの丸針とカーボンファイバーのカンチレバーを採用し、コストパフォーマンスを高めつつGOLDRINGの目指すサウンドを具現化するという。周波数特性は20Hz~20kHz。出力電圧は3.5mV(1kHz)。チャンネルセパレーションは20dB(1kHz)。針圧は1.5~2.5g(2g推奨)。重量は6.9g。カラーはレッド。
E2はE1と同じ0.6milの丸針で、アルミ製のカンチレバーを採用し、ディテールへのこだわりや低歪みの実現、トラッキングミスの減少を追求している。カラーはグリーン。
E3は0.6milの楕円針を採用したEシリーズの最上位モデル。カラーはバイオレット。