ソニー、省エネBRAVIA V5のCMに篠原涼子を起用

-「人感センサー」を、つけっぱなし主婦に呼びかける


4月11日放映開始


 ソニーは、液晶テレビ「BRAVIA V5シリーズ」のテレビCMを4月11日より開始する。CMには、女優の篠原涼子さんを起用する。

 新CMのコンセプトは、「インテリジェントエコ」で、キャッチコピーには「アッタマいいのよ。ソニーの<ブラビア>」を採用。また、同社では篠原さんの起用理由について、「その優しい雰囲気で女性からの人気も非常に高いこと」を挙げている。

篠原さんが、テレビ画面の中から、ついテレビをつけっぱなしにしている主婦に向けて「そんな時、ブラビアなら自動で消えます」と主婦の視点で語りかける

 CMは「省エネ長電話篇」(15秒)と「省エネ居眠り篇」(15秒)の2種類で、いずれも世界初の省エネ機能「人感センサー」をアピールする。

 ついテレビをつけっぱなしにしている主婦に向けて、「アッタマいいのよ」とテレビ画面の中から呼びかけ、「そんな時、ブラビアなら自動で消えます」と主婦の視点で語りかける。同社では、「篠原さんの和やかな雰囲気と、賢く省エネする<ブラビア>V5シリーズのイメージがピッタリと合うCMに仕上がった」としている。

 篠原さんは、撮影スタジオに到着後に「人感センサー」機能を説明されると、「テレビの前から人がいなくなると自動で消画モードに入ること」にとても感心し、驚いた様子だったという。

 また、CM冒頭のテレビ画面の中に篠原さんが登場するシーンでは、単純に登場するシーンにも関わらず、篠原さん自らが指をさしながら、画面に入ったり、画面の下からひょこっと出てきたりと、様々なアドリブを披露。撮影は終始明るく進んだという。

KDL-40V5

 2月20日より順次発売されている「BRAVIA V5」シリーズは、テレビとして世界で初めて熱陰極管(HCFL)バックライトを採用し、省エネ性能を向上した液晶テレビ。46型の「KDL-46V5」と40型の「KDL-40V5」の2モデルを用意し、価格はともにオープンプライス。

 ボディカラーはブラックとホワイトの2色を用意、パネル解像度はともに1,920×1,080ドットのフルHDで、120Hzの倍速駆動技術「モーションフロー」も搭載している。

 従来モデル比で約40%の消費電力削減を実現するなどの省エネ性能が高く、省エネ達成率は、46型が225%、40型が218%を達成。年間消費電力量は46型が157kWh/年(従来モデルは213kWh/年)、40型が138kWh/年となっている。


(2009年 4月 10日)

[AV Watch編集部 古川 敦]