ボーズ、大阪・心斎橋に国内初の大型路面店

-7月8日開店時に「M3」が20台限定復活販売


7月8日11時にオープンする「ボーズ・プレミアムストア心斎橋」のイメージ
2階にはシアタールームも用意。ホームシアター・コンシェルジュにシアターシステムのコンサルティングを依頼する事もできる

 ボーズは、大阪の心斎橋に国内初の大型路面店「ボーズ・プレミアムストア心斎橋」を7月8日11時にオープンする。その開店を記念し、同店にてアクティブスピーカー「M3(Micro MusicMonitor)」のブラックモデルを、20台限定で再発売する。価格はペアで49,980円。1人1セットまでとなる。

 「ボーズ・プレミアムストア心斎橋」は2フロアから構成される、同社国内初の大型路面店(住所:大阪市中央区西心斎橋1-1-10 シエロ・アズールビルディング1F/2F)。

 全国に展開するボーズ直営店の中でも最大級の売場面積があり、「これまでにない斬新でソリッドなデザイン」(ボーズ)を取り入れた店内に、製品ラインナップを展示。音を聴く事もできる。さらに、同社歴史的モデルのヒストリー展示なども予定されている。

 2階にはシアタールームを用意。ディスプレイ一体型ホームシアターシステムの「VideoWave entertainment system」などが体験できる。なお、オープン当日は同シアターシステムを体験した先着500人に、プレミアムグッズもプレゼントするという。




■M3を20台限定で再販

「M3(Micro MusicMonitor)」のブラックモデル

 オープンの7月8日11時から、20台限定で再販される「M3」は、2006年3月に発売されたアクティブスピーカー。手のひらにも乗るほど小さなスピーカーに独自の低音再生機構「ハイパーレゾネーター」を取り入れ、サブウーファ無しでも重厚な低音再生を可能にした。日本の住宅事情に即したスピーカーとして、日本のエンジニアがイニシアチブを取って開発。日本市場のみに投入されたが、品切れを起こすなど人気機種となり、米国でも販売が開始された。

 その際、米国市場のニーズに合わせて低価格化を実現するために、「M3」で可能だった電池駆動を省き、ACアダプタでの動作のみに絞った「M2」が新機種として開発。米国だけでなく、日本でも39,480円で2007年11月から発売。「M3」も併売されていたが、2008年夏に販売が完了した。

 しかし、販売完了後も復活を望む声が多く寄せられたため、2009年1月に600セット限定で復活。2010年6月には2度目の復活販売を行なった。



(2011年 7月 1日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]