ビクター、「GS-TD1」撮影動画からAVCHD 3D作成可能に

-付属ソフトを'11年末アップデート。対応BDレコで再生


フルHDの3D撮影に対応した「GS-TD1」
 ビクターは26日、フルHD 3D撮影に対応したビデオカメラEverio「GS-TD1」の付属ソフト「Everio MediaBrowser 3D」をアップデートし、TD1で撮影したMP4(MVC)形式の3D映像から、「AVCHD Ver.2.0」規格の3D動画「AVCHD 3D」に対応したBDを作成できるようにすると発表した。アップデートは2011年末を予定している。

 世界初の民生用フルHD 3Dカメラとして2月に発売された「GS-TD1」は、左右の目用の、2つのフルHD(1,920×1,080ドット/60i)映像をMPEG-4 MVCでリアルタイムエンコードし、記録できるビデオカメラだが、発売当時は「AVCHD Ver.2.0」規格が策定されていなかったため、AVCHDとは異なる形式での録画となっている。

 アップデートした「Everio MediaBrowser 3D」では、この形式の動画をAVCHD Ver.2.0規格に準拠した3D映像としてBDメディアに書き出す機能を追加。作成したディスクは、AVCHD Ver.2.0の3D映像に対応したBDレコーダなどで再生できるという。

 ソフトウェアはピクセラ製で、アップデータはピクセラのサポートページで配布される予定。



(2011年 8月 26日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]