「アメイジング・スパイダーマン」のTSUTAYA貸出は21日

「アメイジング・スパイダーマン」がレンタル中の場合、他の準新作または旧作BD/DVDを1枚無料というキャンペーンを実施

　TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、TSUTAYAのプライベートブランド(独自)商品として、映画「アメイジング・スパイダーマン」のBlu-ray/DVDレンタルを11月21日より開始する。全国のTSUTAYA店舗のほか、ネット宅配レンタルの「TSUTAYA DISCAS」でもレンタル可能。

　この作品は、TSUTAYA以外ではレンタルできないことから、同社は通常の同規模作品に比べ3倍/過去最大規模となる20万枚のBlu-ray/DVDを店頭/宅配レンタル向けに用意。さらに、店頭で「アメイジング・スパイダーマン」が全てレンタル中だった場合は、他の準新作または旧作の中から1枚を無料でレンタルできる(貸出期間は店舗により異なる)というサービスも12月25日まで実施する。

　「アメイジング・スパイダーマン」は、サム・ライミ監督が手がけたシリーズ3作の続編ではなく、新監督のマーク・ウェブによる新しい物語として誕生した新作。ピーター・パーカーの高校時代が描かれている。キャストも一新され、出演はアンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンスほか。

　なお、プライベートブランド化にあたり、TSUTAYAはソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)との間でサブライセンス契約を締結し、BD/DVDレンタルはTSUTAYAのみに限定(BD/DVD販売やネット配信は対象外)としていた。これに関して、他のレンタル業者がSPEを相手に東京地裁へ仮処分の申し立てを行なっていたが、この申し立ては取り下げられている。

　TSUTAYAでは、今後もプライベートブランド作品をはじめとした商品展開などで、品揃えの充実や独自の取り組みを進めていくという。