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LUMIXのアプリやカメラがアップデート。LUMIX Labに、好みの色表現を楽しむ「Magic LUT」

パナソニックは、スマートフォン用アプリ「LUMIX Lab」と「LUMIX Flow」、およびカメラのLUMIX S/Gシリーズボディ、Sシリーズレンズにおいて、静止画・動画撮影性能の機能強化に対応したファームウェア・アップデート実施する。

スマホ用アプリ 「LUMIX Lab」

LUMIX Lab

自分好みの色表現が楽しめる新機能「Magic LUT」が追加される。好みの写真の色味をもとにAIがLUTを生成し、簡単に好みの絵作りができるのが特徴。お気に入りのLUTは撮影した写真や動画に反映でき、LUMIXに転送するとリアルタイムLUT撮影を楽しむこともできる。

Magic LUTは、カメラやスマートフォンで撮影されたJPEG、HEIF、MP4(動画ファイルを参照画像として選択することはできない)ファイルにも対応。LUTとして保存する前に色を微調整でき、撮影や編集時にカメラ内で色味・濃度などの項目を調整することも可能。

スマホ用アプリ 「LUMIX Flow」

対応機種を拡充し、DC-S5M2、DC-S5M2X、DC-GH7をサポート。

さらに、LUMIX Flowのライブビュー表示で、LUTが反映された映像が表示可能になる。また、アプリからカメラ、カメラからアプリの双方向の状態通知が可能になり、確認作業の効率化が図れる。

複数フレーム表示にも対応。カメラ側で表示されているフレームと同じフレームを、アプリのライブビューでも表示できるようになる。アプリ上でのフレーム表示やON/OFF設定もカメラ側と同期し、両方で切り替えが可能。

縦向き撮影のUIにも対応する。

Sシリーズ/Gシリーズ ボディ、Sシリーズレンズ

AF時MFリングに機能の割り当てが可能になり、MFリングの回転方向の変更もできるようになる。対応機種はDC-S5M2、DC-S5M2X、DC-S9、S-S18、S-S24、S-S35、S-S50、S-S85、S-E100。

DJI製ジンバルのBluetoothもサポート。対応機種はDC-S5M2、DC-S5M2X、DC-GH7。

OMデジタルソリューションズ製フラッシュとの互換性も向上し、電波ワイヤレス発光、MULTI発光に対応する。対応機種はDC-S5M2、DC-S5M2X、DC-GH7、DC-G9M2。

【お詫びと訂正】記事初出時、対応機種に“DC-S9”と記載しておりましたが誤りでした。LUMIX S9は非対応となります。(10月20日14時)