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ベンキュー、逆置きもできる短焦点4Kスマートプロジェクタ
2025年10月17日 17:25
ベンキュージャパン(BenQ)は、“小空間でも、4K大美画面”をコンセプトとした4Kスマートプロジェクタ2機種を、10月24日より発売する。ラインアップと直販価格は以下の通り。なお、11月3日までに会員登録すると15% OFFのクーポンを配布するキャンペーンも実施する。
【ラインアップ】
・4K「TK705STi」 LED/3,000lm 0.8倍電子ズーム 249,000円
・4K「TK705i」 LED/3,000lm 1-1.3倍光学ズーム 229,000円
NetflixやYouTubeなどが楽しめるGoogle TV OSを内蔵した、4Kスマートプロジェクタの最新モデル。2機種の違いはレンズを含む光学部分で、TK705STiは、約1.8mの距離から100インチの映像が投影できる短焦点設計となっている。そのほかの仕様は共通。
単板DLP方式のプロジェクタで、4K/HDR映像の投影が可能。光源はLEDを採用し、明るさは3,000 ANSIルーメン。コントラスト比は600,000:1で、Rec.709カバー率98%の色再現性を実現している。
映像を複数のゾーンに分割し、各ゾーンに明るい部分と暗い部分を分析して映像の“深み”や“立体感”を向上させる「ローカルコントラストエンハンサー」、映像全体の明るさの分布を解析し、コントラストのトーンカーブを調整することで、白飛びや黒つぶれを抑えながら視覚的にバランスの取れた“奥行きある映像”にする「グローバルコントラストエンハンサー」など、 BenQ独自の映像技術も採用した。
1フレーム未満の入力遅延でゲームが楽しめる専用モードを設置。また、RPGやFPSに最適化した映像表現を行なうHDRゲームモードや、動きの速いシーンでも残像感を抑え滑らかに再生するコマ補完・MEMC技術も用意する。
短焦点設計のTK705STiは、0.8倍デジタルズームで、1.8mで100インチ、2.1mで120インチの投影が可能。また通常焦点のTK705iは、1.0-1.3倍光学/デジタルズームで、2.2~2.9mで100インチ、2.7~3.5mで120インチの投影が行なえる。
オートフォーカス、自動縦横台形補正、自動シネマモード(壁色に応じた自動映像調整)、自動スクリーンフィット、自動障害物回避、映像位置変更、オートアイプロテクションなど、面倒な調整を受動で行なうことなく、置くだけで大画面が楽しめる自動調整機能も備えている。
天吊りや逆置きにも対応し、調整式フットを使って映像位置の高さを自在に調整できる。天吊り用のネジ穴を本体に一体化することで、余分なパーツも不要という。別売りで専用スタンドも用意する。
入出力端子は、HDMI入力×2(入力1はeARC対応)、ステレオミニ音声出力×1。給電/USBリーダー用のUSB-Aのほか、ゲーム機やモバイル端末をつなぎながら充電できるUSB-C PD(30W出力)ポートを備える。
内蔵スピーカーは8W×2。光源寿命は、ノーマル時で20,000時間、エコ時で30,000時間。動作音は通常26dB、エコ24dB。
外形寸法は229.2×249.7×168.2mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.8kg。