エーディテクノ、高輝度7型IPSパネル搭載のデジタル一眼向け外部モニタ

CL75HOX

　エーディテクノは、デジタル一眼レフカメラ/ビデオカメラ装着用のIPSパネル搭載7型液晶モニタ「CL75HOX」を6月24日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は60,000円前後。

　7型/1,280×800ドットの液晶外部モニタ。HDMI入力を搭載し、デジタル一眼レフカメラなどとHDMIケーブルで接続することで、大きな画面でピントの確認などができる。

　IPSパネルを採用し、視野角は上下左右178度。バックライトにLEDを使用し、輝度を600cd/m2としたことで、屋外でも視認確認しやすいという。コントラスト比は800:1。厚さ20mm、重量280gと、従来モデル「CL75DHOP」(厚さ31mm、重量510g)に比べ薄型化、軽量化している。

厚さ20mm、重量280g

　「DSLRスケーリング機能」を搭載し、表示アスペクト比設定と組み合わせることで、モニタ上にフルスクリーン表示が可能。キヤノンのEOS 5D Mark II接続時は、オートでスケーリング表示できる。

　ピントの合ったエッジを赤色ラインで表示する「ピーキング機能」や、露出レベルを色分布で表示する「フォールスカラー機能」、露出オーバーによる白トビを警告表示する「ゼブラ機能」、黒つぶれエリアを警告表示する「クリップガイド機能」などの撮影補助機能を備え、これらの警告を表示させる輝度値(IRE値)を任意に設定可能な「ルマ アンダー(オーバー)警告機能」も搭載する。

　本体上部に2つのファンクションキーを搭載し、「ピーキング」など使用頻度の高い機能を任意に設定可能。また、ユーザー設定機能により、モニタ表示やファンクションキーの設定を5セットまで保存できる。

　HDMI入出力端子を各1系統備え、HDMIパススルー出力に対応。付属ACアダプタで動作するほか、キヤノン製LP-E6バッテリを装着できる専用バックプレート「CANLP-E6」が付属。LEP-E6バッテリ装着時の連続使用時間は約2時間。ニコンやソニー、パナソニックのバッテリ対応プレートもオプション販売されている。最大消費電力は15W。外形寸法は126×182×20mm(縦×横×厚さ)。キャリーケースなどが付属する。