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iOS版DiXiM DTVがアップデートでDLPA 2.0対応。ソニーBDからの番組持ち出しも

 デジオンは5日、iOS用のDTCP-IPプレーヤーアプリ「DiXiM Digital TV iOS(DiXiM DTV)」をバージョンアップした。最新版のVer.4.0.0では、デジタルライフ推進協会(DLPA)が策定したDLPAリモートアクセスガイドライン 2.0への対応や、ソニー製BDレコーダのデジタル放送録画番組の持ち出し再生に対応した。

DiXiM Digital TV for iOS

 DiXiM DTVは、iOS用のDTCP-IPプレーヤーアプリで、App Store価格は1,000円。リモート視聴や録画番組持ち出しには、別途500円のアドオンをアプリ内課金で購入する必要がある。ホームネットワーク上での録画/放送番組視聴のほか、アドオンの追加により、NASなどに蓄積した番組のリモート視聴や、レコーダからの番組持ち出しなどが可能になる。

 Ver.4.0.0では、新たにDLPAで策定した「DLPAリモートアクセスガイドライン2.0」に対応し、NexTV-Fのリモート視聴対応機器との相互接続性を向上した。8月5日現在の対応機器は、アイ・オー・データ機器のNASのHVL-ATA/ATとHVL-AT1.0S、HVL-Aシリーズ(別途トランスコーダが必要)、バッファロー「LS410DXシリーズ」。

 また、ソニーのBDレコーダからの番組持ち出し再生にも対応した。対応機種についてはデジオンのホームページで案内している。

 その他のアップデート内容は以下のとおり。

  • 主副音声の切替に対応
  • iPad横向きでのビデオ再生時も、WEBブラウザ機能を利用できるようになった
  • 番組の切り替わり時に音声が止まってしまう場合がある問題を修正
  • 特定のネットワーク環境下でアプリケーションが起動できない問題に対応
  • その他、バグフィックス

(臼田勤哉)