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パナソニック、40型で約20万円の4Kテレビ「VIERA CX700」

HEVCデコーダや4K VOD対応。サウンドも大幅強化

 パナソニックは、4Kテレビのエントリーモデルとして、40〜55型までの「VIERA CX700」シリーズを5月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は40型の「TH-40CX700」が20万円前後、50型の「TH-50CX700」が25万円前後、55型「TH-55CX700」が30万円前後。

TH-40CX700

 CX700は、4K VIERAのエントリーシリーズで、2014年9月発売のAX700シリーズの後継機種。フルHDの置き換えを狙い、40型からラインナップしており、新たに高輝度液晶パネルの採用やサウンド強化、Firefox OS採用と新ユーザーインターフェイスの導入による操作性一新も特徴となる。

TH-40CX700
TH-50CX700
TH-55CX700

 パナソニックの4K VIERAは、CX700を皮切りに、同時発表の中核モデルCX800シリーズ、'14年10月発売のフラッグシップAX900シリーズの3シリーズ展開となる。

小型でも4K VIERA画質を。音声操作にも対応

 55/50/40型のいずれも3,820×2,160ドットの4K液晶パネルを採用。IPSパネルではないが、高輝度4K液晶パネルの採用により、より明るくコントラスト感ある映像表現を可能にした。

 映像エンジンは「4Kファインリマスターエンジン」で、入力信号に対して、信号レベルで超解像処理を行なう「リマスター超解像」や、映像の質感を高める「ディテール超解像」により、デジタル放送やBDビデオなどを高品位に4K化する。

 上位モデルのCX800シリーズとの画質面の違いは、CX800が高輝度IPSパネルを採用し、高輝度かつ広視野角となることと、広色域化対応の映像エンジン「ヘキサクロマドライブ」を搭載していること。また、広色域規格のBT.2020対応もCX800シリーズのみとなる。ただし、CX700シリーズも昨年のAX700シリーズより広色域なパネルを採用しているとのこと。

VIERA CX800
(上位機)
VIERA CX700
液晶 広視野角4K IPS 高輝度4K
ヘキサクロマ
ドライブ
-
HDR 対応予定 -
サウンド ダイナミック
サウンドシステムPRO
ダイナミック
サウンドシステム

 チューナは地上/BS/110度CSデジタル×3で、別売USB HDDへの2番組同時録画に対応。録画した番組は、同一ネットワーク内のDIGAにダビング(コピー・ムーブ)できる。また、SeeQVault(SQV)に対応し、SQV対応USB HDDへの録画番組ダビングが可能。SQV対応HDDの番組は他のSQV対応VIERA/DIGAから再生できる。

 音質も強化し、新開発の「ダイナミックサウンドシステム」を搭載。55型では従来モデル比10倍、40/50型では6倍となる大容量のスピーカーボックスを採用し、歪を抑えた低音再生を可能にした。ユニットはフルレンジ×2で、出力は15W×2ch。

Fifefox OS採用。4K VODやNetflixも

 Firefox OSを搭載し、ユーザーインターフェイスも一新。お気に入り画面にすぐにアクセスできるホーム画面「かんたんホーム」を採用し、直感的で、シンプル、かんたんに操作可能にした。よく使うチャンネルや、アプリ、接続機器、Webページなどを登録すれば、次回から素早く呼び出し可能になる。

かんたんホーム画面

 また、インフォメーションバーも強化し、天気予報や裏番組情報にすぐにアクセス可能にした。Firefoxアプリは、YouTubeやアクトビラなどのサービス系や最新ニュースなどが用意される。

アプリ一覧

 従来モデルのAX700シリーズで省かれていたHEVC/H.265デコーダも新搭載。ひかりTV 4Kや4Kアクトビラなどの4K映像配信サービスに対応。ひかりTV 4Kはアップデートで今夏対応予定としている。また、リモコンにはNetflixボタンを装備しており、今秋に国内でスタート予定の世界最大規模のVODサービス「Netflix」に対応する。

VIERA CX700
VIERA AX700
(前モデル)
液晶 高輝度4K 4K
HEVC -
SQV -
サウンド ダイナミック
サウンドシステム
-
Firefox OS -
外からスマホ -

 通常のリモコンのほか、音声入力対応のタッチパッドリモコンも同梱。録画番組の検索のほか、YouTubeやアクトビラ動画の検索や、DIGAへの録画予約などの操作が行なえる。

音声検索画面

 また、DTCP-IP/DLNAサーバーとしてVIERAが動作し、家庭内の対応機に録画番組や放送番組を転送する「お部屋ジャンプリンク」に対応。お部屋ジャンプリンク対応のVIERAなどにネットワーク経由で映像出力できる。さらに、専用アプリ「Panasonic Media Access」を使って、VIERAで受信中の番組やUSB HDDに録画した番組を、スマートフォンやタブレットから家の外でも視聴可能にする「外からどこでもスマホで視聴」に対応する。

 HDMI入力は3系統で、HDCP 2.2と4K/60pに対応。4K放送チューナなども接続できる。HDMI以外にD4入力×1、ビデオ入力×1、光デジタル音声出力×1、ヘッドフォン出力×1などを装備。SDカードスロットやUSB端子も備えている。

 外形寸法/重量は55型が124.2×23.5×76.8cm(幅×奥行き×高さ)/22kg。50型が112.6×23.5×70.1cm(同)/19kg、40型が90.4×23.5×56.7cm(同)/14kg。

(臼田勤哉)