エコポイント発行数の66%が薄型テレビ購入から
-交換商品は9割以上が商品券。商品カタログの改訂も実施
グリーン家電エコポイント事務局は11日、エコポイント発行による「グリーン家電普及促進事業」の7~8月における実施状況について発表した。エコポイント申請受付数は1,525,850件で、「着実に申請が増えている」としている。
申請の審査が終了し、登録されたエコポイント総発行数は681,820件(104億4,350万3,000ポイント)。うち、薄型テレビの発行数は446,604件(80億4,401万9,000ポイント)で、全体の65.5%を占める結果となった。ポイントベースでは77.02%となっている。
エアコンの発行数は162,752件で23.87%、冷蔵庫は72,464件で10.63%。ポイントベースではエアコンが14.3%、冷蔵庫が8.67%となっている。なお、買い替え(リサイクル)での購入が、3品目合計で70.7%を占めた。
| 件数 | 割合 | エコポイント点数 | 割合 |
申請受付数 | 1,525,850 | - | - | - |
エコポイント発行数 | 681,820 | 100% | 10,443,503,000 | 100% |
(内)薄型テレビ | 446,604 | 65.5% | 8,044,019,000 | 77.02% |
(内)エアコン | 162,752 | 23.87% | 1,493,886,000 | 14.3% |
(内)冷蔵庫 | 72,464 | 10.63% | 905,598,000 | 8.67% |
交換商品の中で最も多く申請されているのが、商品券やプリペイドカードで、全体の96.2%を占めている。うち、クレジット系商品券が31.8%と最も多く、次いで流通系商品券(31.6%)、生活関連券(17.3%)と続いている。地上デジタルアンテナ工事にエコポイントを利用する人は申請全体の1%。
■ カタログも改訂
8月7日に発表された第2次交換商品提供事業者(411事業者)および環境寄附対象団体(181団体)についての商品交換等を11日より開始した。これに伴い、交換商品のカタログも改訂。
また今月中には、エコポイント点数や商品提供地域など調べることができる検索機能も、エコポイントのホームページに導入するとしている。
(2009年 9月 11日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]