ソニー、「ウォークマンX」でフォルダ検索対応

-ブラウザ表示速度も改善。簡易転送ソフトも


11月26日公開


NW-X1050

 ソニーは、ウォークマンの最上位モデル「NW-X1050/X1060」向けの最新ファームウェアを26日から提供開始した。

 最新版となるVer.1.10では、インターネットブラウザのNetFront Browserをアップグレード。Webページ表示完了までの時間短縮や、スクロール速度の向上、Webページレイアウト再現性の向上、フレーム構造のWebページ表示の向上などが図られた。なお、このアップグレードによりタイ語のフォントが表示されなくなるという。

 さらに、音楽の検索機能に「フォルダ」を追加。サーチメニューの「フォルダ」を選んで検索すると、リスト上にフォルダが名前順に表示される。なお、フォルダ検索できるのはドラッグ&ドロップ転送した楽曲のみで、「SonicStage V」や「x-アプリ」で転送した曲では利用できない。

 そのほか、「おまかせリンク」機能のリンク先アイコンの表示を「Microsoft Live Search」から「Bing」に変更している。

Content Transfer

 また、「iTunesやWindowsエクスプローラで音楽や、ビデオ、写真、ポッドキャストなどのコンテンツを管理している人向け」というファイル転送ソフト「Content Transfer」も提供開始した。

 iTunesやエクスプローラなどからContent Transferのウィンドウへファイルを直接ドラッグ&ドロップすると、自動的にウォークマンの最適なフォルダに転送してくれる転送ソフトウェア。なお、moraやiTunes Storeなどで購入した著作権保護されたファイルや歌詞の転送には対応しない。

 対応ウォークマンは、「NW-X1060/X1050」と、「NW-A84xシリーズ」、「NW-S74x/S74xK/S64x/S64xKシリーズ」、「NWD-W202」。対応OSはWindows XP/Vista/7。


(2009年 11月 27日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]