シャープ、2,000人規模の希望退職募集を決定
シャープは、8月28日開催の取締役会において、2,000人規模の希望退職募集を行なうことを決議した。募集期間は11月1日から14日で、退職日は12月15日となる。
同社は業績回復に向けた、事業構造改革や財務体質改善を進めている。顧客や事業・ビジネスモデルの特性に応じた事業グループの再編や、拠点の縮小、本社のスリム化、人員の適正化などを行なっているが、今回その一環として希望退職を実施することとなった。希望退職を求める社員については、「十分な経済的支援や再就職支援を行なう」としており、今回の施策に伴い発生する費用は、国内グループ会社合計で270億円程度を見込んでいる。
(2012年 8月 28日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]