ソニー、USB 3.0/3TBのレコーダ用HDD「HD-T3」

-2TBにはBRAVIA録画番組移行ツールも


HD-T3

 ソニーは、テレビやレコーダ用のUSB HDD 2モデルを10月13日より発売する。容量3TBの「HD-T3」と、2TBの「HD-T2」が用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は3TBが2万円前後、2TBが15,000円前後。

 アルミパネルを採用したスタイリッシュデザインと、ファンレス設計による静音/防振性能が特徴のテレビ/レコーダ録画用USB HDD。USB 3.0に対応し、1.5mのケーブルが付属。LEDの明るさを4段階に調整できるなど、AV用途向けの工夫を施している。2台までの積み重ね設置にも対応する。外形寸法は122×190×35mm(幅×奥行き×高さ)。

 3TBモデル「HD-T3」は、2012年10月発売以降のソニーBDレコーダのみの対応となり、その他のUSB HDD録画対応BRAVIAなどに接続した場合は、2TBのみが使用可能となる。

 また、2TBモデル「HD-T2」には「HDDらくらく交換ソフト」が付属。これは外付けHDD対応のBRAVIAで別のUSB HDDに録画した番組を、Windowsパソコンを介して、HD-T2に転送できるソフトウェア。旧HDDから新HDDに直接ムーブすることで、今までBRAVIAで利用していたUSB HDD内の録画番組をHD-T2に移行できる。旧HDD内の番組は削除され、録画した番組はこれまで同様に録画したBRAVIAでのみ視聴できる。

 同ソフトはUSB HDD録画BRAVIAでのみ利用可能。BDレコーダ一体型/HDD内蔵BRAVIAは録画方式が異なるため、非対応となる。らくらく交換ソフトの対応OSはWindows XP以降で、Macには対応しない。また、パソコンに2つ以上のUSB端子が必要となる。

HD-D2A

 また、テレビ/パソコン用の2TB HDD「HD-D2A」も10月13日に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,000円前後。USB 3.0採用や冷却ファンレス設計などはHD-T3/T2と共通だが、横置きだけでなく縦置きにも対応。パソコン電源連動機能も備えている。また、Windows用のデータ転送ソフト「Data Transfer Acclerator」や「FAT 32 Formatter」など4種類のソフトウェアが付属する。



(2012年 9月 18日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]