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ベンキュー、世界初のフルHD超短焦点プロジェクタ「W1080ST」
実売約12万円。レンズシフト機能搭載の「W1070」も
(2013/3/1 18:52)
ベンキュージャパンは、世界初のフルHD超短焦点DLPプロジェクタ「W1080ST」を、5月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万9,800円前後。超短焦点ではないが、レンズシフト機能を備えるフルHD表示対応のDLPプロジェクタ「W1070」は、3月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は99,800円前後。どちらもカラーはパールホワイトを用意する。
W1080ST
超短焦点DLPプロジェクタとして、世界で初めてフルHD表示に対応。ビデオカメラやデジタルカメラで撮ったフルHD画像/映像や、ハイビジョン放送、BDソフト、ゲームなど様々な映像コンテンツを、大画面投写で楽しめるという。
3D映像表示にも対応。オプションの3Dメガネ「3DGS-02」を用意することで3D映像視聴が可能となる。対応フォーマットは、フィールドシーケンシャル、フレームパッキング、トップ&ボトム、サイドバイサイド。NVIDIAによる、PC向けの3Dコンテンツを3Dテレビで見るためのシステム「3DTV Play」に対応する。
1,920×1,080ドットパネル搭載で、1m先に65.7型の投写が可能。アスペクト比は16:9で、輝度は2,000ルーメン、コントラスト比は10,000:1。1.2倍の光学ズームを搭載し、投写サイズは40~300型。中間色の輝度をコントロールして色彩深度を向上させる「BrilliantColor」、RGB + RGBの6セグメントカラーホイール、ISF認証済みのキャリブレーション機能を搭載する。
【3月4日訂正】記事初出時、「ベンキュー独自の6色カラーホイール」としていましたが、正しくは「RGB + RGBの6セグメントカラーホイール」のため、訂正しました。
映像入力はHDMI(ver.1.4)が2系統、コンポーネント、S映像、コンポジットが各1系統。アナログRGB(D-Sub 15ピン)も1系統備える。音声入力はステレオミニとRCAが各1系統。出力10Wのスピーカーを内蔵する。出力は音声のみで、ステレオミニ1系統。そのほか、RS-232C端子やUSBミニ端子(タイプB)も備える。
コンテンツの輝度レベルを自動検出することで、ランプの輝度を30%~100%の範囲で調整できる「Smart Eco」モードを搭載。このモードでは光源ランプの寿命が最大6,000時間になり、効果的な消費電力の削減が可能としている。
騒音は30dB(エコノミー)/33dB(標準)。消費電力は最大353W(待機時0.5W)。外形寸法は312×244×109mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.85kg。リモコン、ソフトキャリングケースなどが付属する。