ニュース

avantgarde、コンパクト化したホーンスピーカー「uno fino」

uno fino(Syca Bright Maple)
uno fino(Jacardanda Rosewoood)

 ティアックは、独Avantgarde Acoustic(アバンギャルド・アコースティック)のスピーカー「uno fino」を4月1日より発売する。価格はペアで199万5,000円。カラーは10種類から選択可能で、エンクロージャはSyca Bright Maple、Jacaranda Rosewoodの2色を選択できる。

 2010年発売のホーンシステム「uno G2」のコンパクトバージョンとなるスピーカー。uno G2のクリアさとパワーを、より小型のサイズフォーマットで実現することを目標としたという。uno G2に比べてエンクロージャを大幅に小型化し、ホーンをエンクロージャの一部に統合しながら、avantgardeらしいエレメントをそのまま残してデザインしたという。

 アクティブサブウーファ「sub221」を搭載した、パッシブ2ウェイスフェリカルホーンスピーカーシステム。sub221は、20cmの8-ND250ドライバー2基を搭載し、アンプのPA107の出力は250W。低域のアクティブクロスオーバー回路や、大容量のトロイダルトランスなど備えており、18Hzまでのフラットな周波数を実現するという。

 ミッドレンジは20インチ(50cm)のスフェリカルホーン+5インチ(12.7cm)のドライバーM1を使っており、ホーンが持つ自然な減衰特性を利用して、パッシブ回路を使わずに必要な再生帯域をフィルタリングする「CDCシステム」を採用する。

 ツイータは、3kgの重量級マグネットを採用した強力な磁気回路と1.75インチ(44mm)ボイスコイルからなるH1ツイータ。軽量なダイアフラムを採用することで、ハイスピードかつ高解像度な再生を可能とした。

 周波数帯域はサブウーファが18Hz~350Hz。ホーンが290Hz~20kHz。クロスオーバー周波数は290Hz/3kHz。許容入力は50W。感度は104dB(1m/1W)。インピーダンスは8Ω。外形寸法は500×590×1,240(±15)mm(幅×奥行き×高さ)。重量は55kg。

(臼田勤哉)