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リン、スピーカー「AKUBARIK」にパッシブ型を追加

約141万円。「AKURATE 242 SE」は生産終了に

AKUBARIK-P

 リンジャパンは、フロア型スピーカー「AKUBARIK(アキュバリック)」のパッシブモデル「AKUBARIK-P」を、9月より発売する。価格は1,417,500円。仕上げは従来モデルと同様にスタンダード6種、ハイグロス6種、スペシャルペイント200色を用意する。

 5月に発売したアクティブスピーカー「AKUBARIK」(252万円)のバリエーションモデルとして、パッシブ型を追加。同社は「KLIMAX TWIN、AKURATE 4200のような単体パワーアンプを活かしたいと考えるユーザーに、すんなりと受け入れられるモデル」としている。複数台のパワーアンプを使った駆動にも対応する。

背面

 既発売モデルと同様に、中~高域の一体型ユニット「3K Array」を搭載。また、「ISOBARIK(アイソバリック)」技術により低音再生の効率を高めている。

 エンクロージャは内部損失と強度の高さを両立させるため、バーチ材とMDFを交互に組み合わせた 10層構造。スタンドは、肉厚メタルプレートをレーザーカット。中央部に円錐状のディフューザーを備え、ISOBARIKで強化された低音を効果的に360度方向へ放射するという。

「AKURATE 242 SE」と、UNIK用スタンド「KOLUM」を生産完了

AKURATE 242 SE
UNIKに、スタンドのKOLUMを装着したところ

 '03年に初代モデルが発売され、'08年に改良モデルとして登場したフロア型スピーカー「AKURATE 242 SE」の生産を完了することも発表。同社は「AKUBARIK という強力な新製品の誕生により、ラインナップから姿を消すこととなる」としている。

 なお、専用アクティブモジュールなどのサポートは継続。また、ブックシェルフ型「AKURATE 212」や、センタースピーカー「AKURATE 225」、サブウーファ「AKURATE 226」はこれまで通り販売される。

 そのほか、薄型スピーカー「UNIK」用スタンド「KOLUM」の生産完了も発表。なお、UNIK本体や、壁付け金具「BRAKIT2」、アタッチメント「BA2」、「BA3」は継続する。

(中林暁)