ニュース

ティアック、XLR入力装備の「Reference 501」プリメイン

USB DACとバランス接続。デスクトップ向けスピーカーも

AX-501

 ティアックは、、“A4サイズ”の小型オーディオシステム「Reference 501」シリーズの新モデルとして、XLRバランス入力を備えたプリメインアンプ「AX-501」を10月上旬に発売する。価格は115,000円。カラーはブラック(B)とシルバー(S)の2色を用意する。

 また、「Reference 01」シリーズの新製品として、2ウェイブックシェルフスピーカー「LS-H70A-B」も10月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,000円前後。

プリメインアンプ「AX-501」

USB DAC「UD-501」(上)と、アンプの「AX-501」(下)

 同社製USB DAC「UD-501」(2011年11月発売/115,500円)など、XLRバランス出力を持つUSB DACとバランス接続して高音質再生が可能なプリメインアンプ。内部プリアンプ回路はフルバランス構成で、パワーアンプ部に入力するまでバランス構成としたことでノイズの混入を抑えた音楽再生を可能としている。RCAのアナログ入力も3系統備え、同シリーズのCDプレーヤー「PD-501HR」(90,300円)などとも接続できる。なお、既発売のプリメイン「AI-501DA」(115,500円)とは異なり、USB DAC機能は省かれている。

付属リモコン

 トロイダルコアトランスを採用した強力な電源部も特徴。パワーアンプ部には「AI-501DA」にも採用されたABLETEC Class-D アンプユニットを搭載。最大出力は88W×2chで、「大型のフロアスピーカーも余裕でドライブできる」としている。スピーカー端子はAWG8対応の大型スクリュータイプ/バナナプラグ対応。CCLC回路搭載のヘッドフォンアンプも内蔵し、リニアリティの向上を図っている。

 フロントに2連指針式レベルメーターを装備。ボリュームノブにはアルミを使用する。消費電力は68Wで、無音時は10W以下、オートパワーセーブモード時は0.5W以下。外形寸法は290×264×81.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。リモコンが付属する。

ブラック
シルバー
背面

スピーカー「LS-H70A-B」

 Reference 01シリーズの「A-H01」(2011年11月発売/実売3万円前後)など、デスクトップサイズのコンパクトオーディオとの組み合わせに最適というブックシェルフ型の2ウェイスピーカー。

LS-H70A-B
背面

 2.5cm径ソフトドーム型ツイータと、12cm径OMFコーン採用のウーファで構成。エンクロージャはバスレフ型で、容積は5.7リットル。最大入力は70W、出力音圧レベルは85dB、周波数特性は55Hz~35kHz、クロスオーバー周波数は3kHz、インピーダンスは4Ω。スピーカー端子はスクリュー式で、金メッキを施している。

 外形寸法は150×229×250mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.2kg。1.8mのスピーカーケーブル2本や、コルクスペーサー8個、スピーカーグリルなどが付属する。

(中林暁)