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パナソニック、2024年までオリンピック公式パートナーに。白物や電動自転車も

 パナソニックは、国際オリンピック委員会(IOC)と、2017年から2024年の8年間にわたるオリンピックのワールドワイド公式パートナー契約「TOP IX(2017年~2020年)」、「TOP X(2021年~2024年)」を締結した。6日にロシア ソチ市内で開催された調印式で、トーマス・バッハIOC会長と、パナソニック津賀一宏社長が調印した。

握手を交わすパナソニック津賀社長(左)とIOCトーマス・バッハ会長

 この契約により、パナソニックは2018年の平昌(韓国)冬季大会、2020年東京夏季大会、2022年と2024年の冬季/夏季各大会(開催地未定)の4大会を始めとするオリンピック活動に、同社の最先端の技術や商品で協力する。2021年以降のワールドワイド公式パートナーは、パナソニックが初めての契約企業となる。

 今回の契約では、従来からのスポンサーカテゴリーであったテレビ、放送用・プロ用を含む音響・映像機器、カーナビゲーションシステムなどに加え、新たに白物家電と電動自転車が対象カテゴリーとなった(いずれもエリア限定)。

 2020年東京オリンピックに向けては、パナソニック社内に「東京オリンピック推進本部」を設置し、オリンピックの運営に貢献する新しい技術・サービスの開発を行なうとともに、オリンピック大会に関連したビジネス獲得の最大化を図る。この活動により、日本国内での販売拡大だけでなく、グローバルにシステムソリューションビジネスの体制強化と事業拡大を目指していくとしている。

(臼田勤哉)