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8月の薄型TV出荷台数、50型以上が前年比約1.5倍に
JEITA発表。電子機器出荷額は83.2%
(2014/9/26 12:49)
電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2014年8月における民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。電子機器の出荷金額は前年同月比83.2%の826億円で、5カ月連続のマイナスとなった。
映像機器の国内出荷金額は、前年同月比83.2%の422億円で2カ月連続のマイナス。音声関連機器は同78.9%の50億円で5カ月連続のマイナス。カーAVC機器は同83.9%の354億円で4カ月連続のマイナスとなり、映像・音声・カーAVC機器の3部門すべてで前年同月を下回った。
8月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比77.4%の30万5,000台。このうち4K対応テレビは1万6,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は5.4%となった。インターネット動画対応は14万台(同69.8%)。3D対応は4万4,000台(同82.7%)で、テレビ全体における割合は14.5%。サイズ別では、29型以下が同71.3%の7万7,000台、30~36型が同63.2%の9万6,000台、37~49型が85.3%の9万1,000台と減少したが、50型以上は大幅に増加し、前年同月比145.8%の4万2,000台。構成比は順に25.2%、31.3%、29.7%、13.9%だった。
BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比95.5%の19万6,000台。内訳は、BDレコーダが同90.8%の14万9,000台、BDプレーヤーが同114.1%の4万8,000台。DVDビデオは同88.7%の6万台。
ポータブルオーディオは前年比115.6%の7万4,000台。ビデオカメラは同69.5%の9万9,000台。ICレコーダが6万9,000台(同81.8%)。ラジオ受信機は同79.3%の11万台。ステレオセットは同69.6%の2万1,000台。スピーカーシステムは同93.1%の2万5,000台で、2カ月連続のマイナス。
カーナビは前年同月比83.8%の32万9,000台で、4カ月連続のマイナスとなった。