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TBS、民放初のHybridcast本格運用開始。画面カスタマイズやセカンドスクリーンなど

 TBSテレビは、放送通信連携サービス「Hybridcast(ハイブリッドキャスト)」の本格運用を10月1日より開始した。民放による本格運用は初としている。

TBS Hybridcastの特設ページ

 TBSのHybridcastは、「パーソナライズ機能」、「セカンドスクリーン連携」、「高精細なグラフィック表現」、「通信の利点を活かしたリッチな情報量」の4つが大きな特徴。対応テレビをインターネットに接続し、TBSを視聴中にdボタンを押すと起動できる。なお、一部のHybridcast対応テレビではTBS Hybridcastを利用できない場合があるという。

 パーソナライズ機能として、「TBS Hybridcast」のトップ画面を視聴者が好みでカスタマイズできる「Myパネル」を採用。個々の視聴者に最適な情報をテレビに表示できる。

 スマートフォン/タブレットを使ったセカンドスクリーン連携では、「TBS Hybridcast ニュース」において、TBSのニュース動画サイト「News-i」提供のニュースをテレビ画面状に表示。気になるニュース記事があれば、連携しているスマホ/タブレット上でニュース動画を観られる。なお、この機能を利用するには、使っているテレビに対応したアプリをスマホ/タブレットにインストールすることが必要。

 グラフィック表現は、HTML5の特性を活かして様々な情報を高精細に表示。「天気図や交通渋滞図などを見れば、その美しさが際だつ」としている。

 リッチな情報量をやりとりできる通信の利点を活かし、各視聴者に応じた情報を提示可能としており、豊富なメニューから、従来のデータ放送では表示できなかった情報もインターネット経由で深掘りできるようになったという。

 TBS Hybridcastは、10月7日から千葉・幕張メッセで開催されるエレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2014」でも展示する。

(中林暁)