ニュース

オヤイデ、電源導体に102 SSC採用のオーディオ用USBケーブル。23,000円/0.6m

 オヤイデ電気は、PCオーディオ用USBケーブル「Continental 5S V2」を11月20日より発売する。価格は23,000円/0.6m~46,000円/3.0m。'11年発売「Continental 5S」のリニューアルモデルで、電源用導体に独自の精密導体「102 SSC」を採用している。

Continental 5S V2

 オーディオ向けのUSBケーブルで、端子形状はUSB A-Bタイプ。信号導体にはスキンパス処理を施した5N純銀単線(0.5mm)を使用している。前モデル「Continental 5S」は5,000本近く販売されたが、PCOCC-A導体の供給終了に伴い生産完了。新モデルのContinental 5S V2では、オヤイデ電気が三洲電線と協力して開発した「102 SSC」(AWG22)を電源導体に採用している。

ケーブル構造図
コネクタ部に真鍮削り出しのアウターシェルを採用

 電源用導体以外は、前モデルの技術を継承。カッパーフォイルシールドにより信号・電源用導体を分離。アルミフォイルシールドも施し、周波数特性の高い銀メッキ銅編組(90%)を採用。ジッターロスを極限まで軽減するという。介在には、低静電容量で静電気を帯電しないピュアシルクフィラメントを採用した。

 コンタクト部分のメッキは1層目が純銀、2層目がロジウムで、導電率と耐久性を高めている。ケーブルとコネクタの接合部ははんだ付けの後、メタルシェルでカバーし、樹脂でモールディング。プラグ部分には真鍮削り出しのアウターシェルを配置し、外部ノイズから保護している。

長さ価格
0.6m23,000円
1.2m29,000円
1.8m35,000円
3.0m46,000円

(庄司亮一)