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Amulech、DSD 5.6MHz対応のUSB DAC/ヘッドフォンアンプ

 Amulechは、最大384kHz/32bitまでのPCMとDSD 5.6MHzの入力に対応するUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「AL-38432DS」を22日より発売する。価格は42,000円。直販サイトでは39,960円(税込)で販売している。

AL-38432DS

 リニアPCM 384kHz/32bitとDSD 5.6MHzの再生に対応したUSB DAC/ヘッドフォンアンプ。標準ヘッドフォン出力とアナログ音声出力(RCA)を備える。パソコン接続時の対応OSはWindows Vista/7/8/8.1/10と、Mac OS X 10.6.8以降。Windows専用ドライバを同梱。MacはOS標準ドライバで動作する。

 DSD(DSF/DFF/DIFF/DSDIFF)再生はASIO 2.1とDoP(DSD over PCM)の両方に対応し、Windows用「Foobar2000」やMac OS用「Audirvana Plus」などのDSD対応プレーヤーソフトを使用してDSDネイティブ再生が可能。

 DACチップはESS Technology製の「ES9018K2M」を搭載。ヘッドフォン出力は最大130mW×2ch(32Ω)、65mW×2ch(64Ω)、35mW×2ch(250Ω)。ヘッドフォンの対応インピーダンスは16~250Ω。全高調波歪み率は0.01%以下(59mW/32Ω)、SN比は120dB、ダイナミックレンジは120dB。

正面
背面

 2系統の±1.0ppmの高精度TCXOクロック(22.5792MHz/24.576MHz)を搭載。24.576MHzでは48/96/192kHzの各周波数に対応。22.5792MHzは 44.1/88.2/176.4kHzに対応し、「理想的なD/A変換を行ない、ピュアなサウンドを創り出す」としている。

 音量調整は電子ボリューム式で、ボリューム値の微調整が可能な「SMV」(スムージングボリューム)を採用。アナログボリュームのように音量が急激に変化せず、ヘッドフォンに最適な音量で聴けるとする。

 電源はUSBバスパワーのほか、付属のACアダプタからの給電も可能。消費電流は120mA。外形寸法は120×107×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約270g。

(庄司亮一)