【新製品レビュー】

1台でiPod高音質再生環境。オーテク「AT-HA35i」

-オンキヨー「ND-S1」とのトランスポート比較も


2月19日発売

標準価格:50,400円

 昨年発売されたオーディオ機器の中で、特に話題になったモデルがオンキヨーの「ND-S1」だ。iPod内の楽曲データをデジタル(S/PDIF)のまま出力する“iPodトランスポート”で、もともとはWadiaが切り開いた市場だが、「ND-S1」は実売13,000円程度という衝撃的な価格で登場。iPodを高品位な音楽ソースとして活用するという、新しいスタイルを広めた立役者となった。

 その後もデジタル接続のiPodスピーカーやカーオーディオなど、色々な機種が登場しているが、今度はオーディオテクニカから、「ND-S1」とは少し違ったタイプの“iPod専用ヘッドフォンアンプ”「AT-HA35i」が2月19日に発売される。

 面白いのは、「iPodトランスポート」と「DAC」、そして「ヘッドフォンアンプ」という3つの機能を1つの筐体に搭載している事。価格は「ND-S1」より高価な50,400円だが、機能やクオリティ面を考えると見逃せないモデルと言える。

 今回はその使い方や気になる音質を、「ND-S1」との比較も交えながらレポートしたい。

Wadia 170 iTransportオンキヨー「ND-S1」


■ iPodトランスポートと言ってもいろいろある

 ND-S1のようなiPodトランスポートは、出力として光デジタルや同軸デジタル端子を備えており、基本的にはそれ単体で音が聴けるものではない。単体DACや、デジタル入力を備えたCDプレーヤーなどと接続して、アナログ音声に変換。それをアンプで増幅してスピーカーを鳴らす必要がある。AVアンプのような、DACを内蔵したアンプと組み合わせるのも1つのスタイルだ。

 iPodトランスポートの機能自体はわかりやすいのだが、製品として差別化を図るため、実際にはそこにUSBオーディオ機能が付いたり、DACを内蔵して「iPodプレーヤー」になったり、ヘッドフォンアンプが付いたりして、話がややこしくなる。今回紹介する「AT-HA35i」を含め、代表的なモデルの機能をまとめると以下のようになる。

メーカーWadiaオンキヨーオーディオテクニカ
モデル名Wadia 170 iTransportND-S1AT-HA35i
iPodトランスポート機能
デジタル出力同軸デジタル同軸デジタル
光デジタル
同軸デジタル
DAC
アナログ出力RCA×1系統
(iPodのアナログ
 出力をスルー)
RCA×1系統
USBオーディオ
ヘッドフォンアンプ
iPod映像出力コンポーネント×1系統
S映像×1系統
コンポジット×1S映像×1
価格62,790円オープン
(実売13,000円前後)
50,400円

 まとめると、トランスポートとして機能がシンプルな「iTransport」。トランスポートに加えてUSBオーディオとしても動作し、PCの音声もデジタル音声信号として出力できる「ND-S1」となる。

  対して「AT-HA35i」はヘッドフォンアンプとDACを内蔵。そのままヘッドフォンを挿せば音楽が楽しめるほか、DACで変換したアナログ出力もできるため、別途DACを使わず、普通のアンプに接続してスピーカーを鳴らすといった使い方も可能だ。価格破壊的な「ND-S1」と比べると高価に見えるが、DACとヘッドフォンアンプまで含まれていると考えると、妥当な価格と言ってもいいだろう。


■ コンパクトな筐体

 仕様の説明が先になってしまったが、ここで「AT-HA35i」の各部を見ていこう。

 外形寸法は105×135×44mm(幅×奥行×高さ)、重量は485g。「ND-S1」の205×175×34mm(幅×奥行き×高さ)と比べると、横幅、奥行きともにかなり小さい。ノートPCなどと机の上に設置するシーンが多い「ND-S1」は意外に“大きい”と感じる事があるが、「AT-HA35i」は非常にコンパクトにまとまっている。

AT-HA35i片手で楽に持てる小型筐体

「ND-S1」(右)とのサイズ比較

 筐体はアルミで、フロント/リアパネル以外にはヘアライン仕上げがほどこされている。iPod Dockは天面に装備。フロントには電源ボタンと動作状況表示LED、リモコン受光部、イヤフォン出力(標準ジャック)、ボリュームノブとシンプル。

フロントパネルリアパネル。デジタル出力は同軸のみとなる参考までにND-S1の背面端子部

 背面には同軸デジタル出力、アナログ音声出力(RCA)、S映像出力を各1系統装備。電源は付属のACアダプタ使用する。なお、ヘッドフォン出力、アナログRCA出力、同軸デジタル出力と、計3個の出力があるが、全て同時出力が可能なため、出力切り換えスイッチは無い。

 使い方は簡単で、iPodを設置してリモコンの再生ボタンを押すだけ。iPodを直接操作しても良い。iPodを設置してから認識されるまで数秒かかるが、特に気になるほどでもない。再生中にiPodを充電できるほか、電源をOFFにした状態でも充電が可能だ。

 対応するiPodは第5世代iPod、classic、nano、touch、video。iPhoneには非対応。しかし、この種の製品は実際に接続すると音が出る事が多く、「AT-HA35i」でも編集部でiPhone 3GSを乗せたところ、「このアクセサリはiPhoneでは動作しない」というお決まりのメッセージは出るが、しっかりと音が出た。比較に用いた「ND-S1」もiPhone非対応だが、同様にエラーが出るものの音は出る。当然ながらどちらもサポート外の使い方になる。

ヘッドフォン出力は標準ジャック付属のACアダプタは小型だエラー表示は現れるが、iPhone 3GSでも問題なく音は出た

 シンプルな本体に対し、リモコンには16個ものボタンを搭載。再生に関するほとんどの操作がリモコンから行なえるようになっている。

 シャッフルとリピート再生モードだけで各3つ、合計6個ボタンを備えている。アルバムシャッフル、全曲シャッフル、シャッフルOFFのボタンが個別にあり、リピート再生も1曲リピート、リピートオール、リピートOFFが選べる。

ダイレクトボタンを多く備えたリモコン
 「どうしてこんなに個別ボタンがあるのか?」と思ったが、実際に使い始めると疑問は氷解。ヘッドフォン接続の場合は「AT-HA35i」とユーザーの距離が近いが、トランスポートとしてオーディオの中に組み込むと距離が遠くなり、iPodの画面が確認しづらくなる。そんな時、順送りのモード変更ボタンしか無いと「今現在のモード」が確認しづらいのだ。ダイレクトボタンを用意すれば、ディスプレイは見えなくても、確実にそのモードを選ぶ事ができる。

 再生操作は曲送り、再生/一時停止、曲戻しを備え、曲送り/戻しは長押しで再生しながらの早送り/巻き戻しも可能。メニューボタンは1つ上のメニュー階層に戻るためのボタンで、アルバムモードで再生中であればアルバムの楽曲一覧に、プレイリストから再生していれば、プレイリストに登録された楽曲の一覧、もう一度押せばプレイリスト自体の一覧に戻れる。

 メニュー欄は「UP」、「DOWN」ボタンで移動し、目的の曲やプレイリストを「SELECT」で選べる。第5世代iPod nanoのほか、iPhone 3GSでも試したが、3GSの場合は「iPod」画面が表示されていれば、メニューボタンや選択、移動などの全ての機能が利用できた。表示されていない場合でも再生/一時停止や曲送り/曲戻し、ボリュームといった基本ボタンは使用できる。

 操作機能の豊富さには満足だが、ボタン配置が整然とし過ぎているため、若干配置が覚えにくく感じた。

 なお、iPod側のボリュームは機能しないと思われるが、実際には操作すると、その操作情報がAT-HA35i側に伝わり、AT-HA35iのボリューム調整が行なわれる。これはかなり便利だ。 



■ ワイドかつクリアな再生音

ゼンハイザーの「HD650」を接続
 ソースのiPodはiPod nano 第5世代やiPhone 3GSを用意。試聴用ヘッドフォン/イヤフォンは、SHUREの「SRH840」、ゼンハイザー「HD650」(※ALOのクライオ処理ケーブルに変更したもの)、フィリップスのイヤフォン「SHE9850」などを用意した。

 まずは「藤田恵美/camomile Best Audio」から「Best of My Love」を選択。iPod nanoにヘッドフォンを直接接続した場合と、「AT-HA35i」のヘッドフォン出力を比較する。

 曲の冒頭はアコースティックギターとヴォーカルの質感や、余韻が広がる様子から音場をチェックする。1分過ぎからベースが入り、低音の伸びや中域の張り出し具合などを聴いていくのだが、いずれも「AT-HA35i」のヘッドフォン出力が圧勝。

 アンプが良質になると低音の解像感や最低音の伸びに違いが出るが、冒頭の音場サイズからしてnano内蔵アンプと「AT-HA35i」では、広さが大きく異なる。「AT-HA35i」の方が広大で、声やギターのエコーが心地良く広がる。また、広がる方向も横や奥だけでなく、上下や斜め上など、立体的な奥行きが広く、その中に音像がポカリと浮かぶイメージ。エコーと音像の分離も良く、中低域の強調も少ないため、音場全体の見通しが良い。

 しばらく聴いていると、音場だけでなく、高域や低音など、再生音そのもののレンジが拡大している事にも気付く。ハイファイ調で、クリアかつ雑味の無い音。極端な個性は無く、優等生的なサウンドで個人的には好印象だが、クリア過ぎるため音場が“寒々しい”と感じる人もいるかもしれない。


DAC内蔵ヘッドフォンアンプの「DR.DAC 2」(左)と「ND-S1」。ヘッドフォンはSHUREの「SRH840」
 次に、比較対象としてオンキヨーの「ND-S1」と、DAC内蔵のヘッドフォンアンプとして、定番の「DR.DAC 2」(44,980円)を用意した(DR.DAC 2 DXではない)。DR.DAC 2の内蔵DACはTI製「PCM1798」で、FDO(Full Differential Output)方式のトリプルオペアンプ回路(NE5532×3)を採用、ヘッドフォン/ライン出力側にもそれぞれソケット式のオペアンプ(OPA2604/2134)を搭載した製品で、オペアンプ交換も可能だが、ノーマル状態としている。

 価格的には「ND-S1」が約13,000円で、それに「DR.DAC 2」(44,980円)を加えると約58,000円。「AT-HA35i」の50,400円より若干高価だが、価格帯としては似たようなラインと言っていいだろう。

 ちなみに「AT-HA35i」の内蔵DACは公表されていないが、24bit/192kHz対応の、評価の高いDACを採用しているそうだ。ヘッドフォンアンプはFET入力トランジスタバッファー出力方式のA-B級。

 まずは「ND-S1」と「DR.DAC 2」を同軸デジタルで接続。ヘッドフォンを用いて、「AT-HA35i」と比較してみる。

 JAZZのKenny Barron Trio、「The Moment」から「Fragile」。ルーファスリードのアコースティックベースを聴き比べると、「ゴーン」と地の底に落ちるような低音の響きは「DR.DAC 2」の方が迫力がある。「AT-HA35i」は前述のようにワイドレンジ、かつクリアであるため、ちょっと聴き比べただけだと「大人しい音」に聴こえてしまう。

 ただ、切り替えた瞬間にそう感じるものの、そのまま聴き続けてみると「ゴォーン」と沈んだ低音の後に続く「……ーン…ン」という余韻が「AT-HA35i」の方が深く、より広く広がっている事に気付く。そこに注意しながらさらに聴いていくと、「DR.DAC 2」では中域が元気良く主張しているので迫力のある低音も出ているように錯覚するのだが、中域までしか耳に入らず、その下の音が聴こえない。「AT-HA35i」は膨らんだ中域に邪魔されることなく、本当の意味での“低い音”が下まで伸びて、地面を揺するような“静かな迫力”がある。この低音に気づいてしまうと、「DR.DAC 2」の低音は「ボンボン」、「ドンドン」という味気ないものに感じられる。

 クラシックでも傾向は同じ。ムソルグスキーの「展覧会の絵」(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団)から「バーバ・ヤーガの小屋」を再生すると、「AT-HA35i」の方がコンサートホールが広くなったように見通しが良く、大太鼓の空間を揺さぶるような低音がより低く響いてくる。「DR.DAC 2」では「ズシン」と響く低音にストリングスの音が埋もれがちで、低い音と高い音がダンゴになるが、「AT-HA35i」ではしっかり分離。迫力の低音と同時に、ストリングスの繊細な弦の音が綺麗に突き抜けるのが心地良い。

 「坂本真綾/トライアングラー」や「山下達郎/氷のマニキュア」など、清涼感のある楽曲では音場の広さの違いがより明瞭。ステージが横に広がる「DR.DAC 2」に対し、「AT-HA35i」は上下や奥にも音が自然に広がり、音楽が立体的に描写される。

 JAZZに戻り、「Bill Evans Trio/Waltz For Debby(Take 2)」のスコット・ラファロのベースを聴くと、激しくつまびいて「ガリンガリン」と弦が暴れる様が、「AT-HA35i」の方が細かい。ベースの筐体から出る反響音が「DR.DAC 2」よりも控えめなので、細かい音がマスキングされないためだ。

 再生音全体が高域寄りだったり、高音が強調されているというわけでもないようだ。ライヴ録音であるこの楽曲は、終始「サーッ」という高域のホワイトノイズが入っているのだが、このノイズはむしろ「DR.DAC 2」の方が目立つ。実際、ノイズの音自体に大きな違いは無いのかもしれないが、「AT-HA35i」はレンジが広く、音場がより広大であるため、その中に浮かぶ楽器の動きに注意が向き、ノイズが気にならないのだ。普段の生活で空調などの環境ノイズが鳴っていても、意識しないと聞こえないのと同じで、レンジが拡大した事でライヴ感が強まり、音楽の発生源(楽器)に意識が奪われるためだろう。


「AT-HA35i」(左)と、「DR.DAC 2」+「ND-S1」のサイズ比較
 次に、ヘッドフォンの接続先を「DR.DAC 2」に固定。そこに、「AT-HA35i」と「ND-S1」の同軸デジタル出力を交互に繋いで聴き比べてみる。つまり、DACとアンプ機能は「DR.DAC 2」を使用し、「AT-HA35i」と「ND-S1」の“iPodトランスポート能力”のみを比較する事になる。

 さすがにDACやヘッドフォンアンプの能力を比べていた時より、差は小さいが、確かに音の違いはある。

 違いの方向性は先ほどの「DAC+アンプ」と同じで、「AT-HA35i」の方が若干レンジが広く感じる。低域の分解能もわずかに「AT-HA35i」の方が高いようだ。中域にそれほど違いはないが、全体を通して「AT-HA35i」の方が音の輪郭がハッキリしており、コントラストが高い。

 こうした違いは瞬間的に切り換えてわずかに知覚できる程度だが、念のため他の編集部員3人に聴き比べてもらったところ、皆同じような感想になった。しかし、「ND-S1のユーザーがトランスポート出力のためだけにAT-HA35iに買い替えるほどか?」と問われると、正直微妙。差額を別の部分に投資した方が良いだろう。なお、「AT-HA35i」は32/44.1/48kHzのデジタル出力に対応しているが、それぞれのサンプリング周波数にクロックを割り当てることで、クロック精度の高いデジタル出力を実現しているそうだ。

イヤフォン(SHE9850)でも試聴した
 最後に、「ND-S1」は外し、「AT-HA35i」と「DR.DAC 2」を、同軸デジタルとアナログ音声の両方で接続。「DR.DAC 2」にヘッドフォンを接続し、入力をデジタル/アナログと切り換えながらの試聴もしてみた。この場合は「AT-HA35i」のDACで変換した音と、「DR.DAC 2」のDACで変換した音を比べることになる。

 「坂本真綾/トライアングラー」で比較すると、「DR.DAC 2」のDACでは音楽全体が前にせり出し気味で、バックのエレキギターやドラム、コーラスも前へ前へと主張。ヴォーカルと同じくらいのラインに並んで押し寄せてくる。「AT-HA35i」のDACを通すと、せり出していたバックがスッと後に下がり、ヴォーカルだけが前に残る。音像が整然と、互いの距離を保ったまま定位し、それぞれの音の違いがよくわかるようになる。これも程度の違いはあれ、先ほどの「DAC+アンプ」の違いと同傾向と言えるだろう。

 分解能も若干「AT-HA35i」のDACの方が良いように聴こえるが、「DR.DAC 2」のDACも思ったほど悪くない。先ほどの比較で中低域のフォーカスが甘かったのはどちらかというとアンプの能力の違いによる所が多いのかもしれない。


■ まとめ

 ピュアオーディオの世界では、機能がシンプルになればなるほどクオリティが向上するような印象があるが、「iPodトランスポート + DAC + ヘッドフォンアンプ」と、色々搭載している「AT-HA35i」の音質は非常に良い。

 音の傾向がワイドでクリアなハイファイ調であるため、多くの人にお勧めできる。クラシックやJAZZを含め、幅広い音楽に対応できそうだ。デジタルトランスポートやアナログ出力を使ったiPodプレーヤーとして、本格的なオーディオシステムの中に取り入れても活躍するだろう。また、ヘッドフォンアンプとしてのドライブ能力も高いので、高級なヘッドフォンと組み合わせても見劣りしないだろう。

 強い個性が無いのは長所だが、短所にもなり、例えばロックなどを迫力ある音で楽しみたいというニーズでは、今回比較した「DR.DAC 2」のようなサウンドがハマル場合もあるだろう。

ボーズの小型アクティブスピーカ「M3」と組み合わせたところ

 実売13,000円程度という「ND-S1」の価格も魅力だが、ある程度の価格のヘッドフォンアンプを追加する事を考えると、「AT-HA35i」も考慮すべき選択肢の1つだ。「ND-S1」にはUSBオーディオ機能もあるので、PCの音を聴く頻度が1つの選択指標になるだろう。

 コンパクトな一体型であるため、ヘッドフォンと組み合わせれば、机の隅など、小さいスペースでも良質なリスニング環境が構築できるのも強みだ。アナログ出力を使い、小型のアクティブスピーカーと組み合わせても良いだろう。気軽に持ち運べるので「昼は書斎でスピーカー、夜はベッドサイドでヘッドフォン」という使い方もアリだ。

 iPodのデジタル出力は一部のマニアが楽しむものから発展し、オーディオ界の1つの定番として定着した感もある。低価格な「ND-S1」の登場は、このiPodトランスポート分野において、他社に“価格以外での勝負”を強いる出来事と言え、今回の「AT-HA35i」はその対抗の1つの形と見る事もできる。今後も様々な機能を組み合わせた製品が登場すると思われるが、どこで、どんな風に音楽を楽しむのかという“ライフスタイルに合わせた選択”が重要になってくるだろう。



(2010年 1月 29日)

[AV Watch編集部山崎健太郎 ]