また、同時にDVD+Rディスクも発売される。データ用と私的録画補償金が上乗せされたビデオ用の2種類が用意される。価格はいずれもオープンプライスが、店頭予想価格はそれぞれ1,000円前後、1,200円程度と見込まれる。 MP5125Aは、同社が2001年9月に発売したDVD+RW/CD-RWスーパーコンボドライブ「MP5120A」の後継機種にあたる。新たに、2002年1月に策定されたDVD+Rの書き込みに対応した以外はほぼ同じ仕様で、書き込みできるメディアは、CD-R、CD-RW、DVD+RW、DVD+Rの3種類。書き込み速度は、2.4/2.4/12/10倍速(DVD+RW/DVD+R/CD-R/CD-RW)、読み込み速度は8/32倍速(DVD/CD)となっている。また、CD-R/RW部にはバッファアンダーランエラーを防ぐ「JustLink」も装備する。 DVD+Rは、DVDフォーラムでいえばDVD-Rに該当する規格。書き換え型のDVD+RWに対し、ライトワンス型で使い勝手の面では劣るが、その分既存のDVDプレーヤーやDVD-ROMとの互換性を高めている。 また、現在のところDVD-Rは、標準速での書き込みしか規格化されておらず、パイオニアが暫定的に2倍速に対応している状況。しかし、DVD+Rは、DVD+RWと同じ2.4倍速で規格化されており、書き込み速度の点ではアドバンテージがある。 DVDオーサリングソフト「neoDVD Standard v2.6」や、DVD書き込みソフト「B's Recorder GOLD 3.2」、「Drag'nDropCD Ver.2」、パケットライトソフト「B's CLiP 3.2」が付属。さらに、ビデオ編集ソフト「WinProducer 2」も追加された。また、DVD再生ソフト「WinDVD 3.2」や、ムービークリップ集などもバンドルされる。 なお、今夏頃に「neoDVD」の無償アップグレードが予定されており、DVD+RW独自の「DVD+RWビデオレコーディングフォーマット」に対応予定。DVD+RWビデオレコーディングフォーマットは、DVDビデオとの互換性を保ったまま、ビデオクリップの追加、編集が可能なフォーマット。従来機種「MP5120A」のユーザーにも、対応アップグレードが予定されている。
なお、リコーからβ機をお借りすることができたので、互換性のチェックを編集部で行なった。結果は以下のとおり。
△※2=再生できない場合があった ※この動作結果は、あくまでチェックした個体での動作状況であり、同じ型番の全ての製品の動作・非動作を保証するものではありません。また、編集部では個別の動作状況についてお答えできません。ご了承ください。
□株式会社リコーのホームページ
(2002年3月11日)
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