HP-F1は、オープンエア型のヘッドフォンと、バーチャルサラウンドプロセッサを内蔵するトランスミッタ部で構成した製品。伝送距離は正面約11m、発信範囲は約90度。なお、ドルビーデジタルやDTSには対応せず、アナログまたは2chの44.1/48kHzリニアPCMのみ入力できる。 サラウンドモードは、「マルチチャンネル」、「サラウンド」、「ステレオ」の3タイプを選択可能。最も広がりのある音場が得られるという「マルチチャンネル」では、映画や3Dゲームでの使用を薦めている。また「サラウンド」は、「マルチチャンネル」より残響が少ないため、ライブ音楽ソフトなどの2chソースに向くという。 トランスミッタ部には、1系統の光デジタル入力端子のほか、2系統のアナログ2ch入力も備えており、デジタル、アナログともにサラウンド化できる。また、2つのアナログ音声をミックスする機能もある。外形寸法および重量は、70×180×180mm(幅×奥行き×高さ)、約590g。なお、通常のヘッドフォン端子も1系統装備している。 ヘッドフォンは、40mm径ユニットを使用したオープンエア型。ボイスコイルにアルミコイルを採用し「クリアでレンジの広いサウンドを再生する」としている。重量は約275g(本体のみ)。 ヘッドフォンの電源は単4アルカリ電池2本で、ニッケル水素、ニカド電池も使用できる。連続使用時間は、それぞれ約48時間、約18時間、約16時間。充電はトランスミッタ部の充電器で行なえる。フル充電までの時間は、ニッケル水素充電池で約35時間、ニカド電池は約16時間となっている。 そのほか、音声が途切れると雑音をカットする「ノイズミュート機能」、約20秒の信号断でヘッドフォンの電源を切る「オートパワーOFF機能」も搭載している。
□ティアックのホームページ (2002年6月14日) [orimoto@impress.co.jp] |
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