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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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■ 富士通、NEC、東芝がNet-Tune対応ホームサーバーを出品 会場では、9月5日に発表されたオンキヨーのネットワークオーディオプロトコル「Net-Tune」をテーマにした展示がいくつか見られた。展示があったのは、富士通、NEC、東芝の3社。 各社で使用していたNet-Tuneレシーバは、8日発表の「NC-500」。富士通は、すでに発表済みの「ファミリーネットワークステーション」とデスクトップパソコンのLシリーズをNC-500に接続し、音楽再生のデモを行なっていた。
NECはHDDレコーダ「PK-AX10」のデモにからめて、ホームネットワークを使ったオーディオ再生の楽しみ方を提案。具体的なデモは行なわれなかったが、ブースにはNC-500とともに、ビクターの「SS-NT1MD」をベースにしたと思われるネットワークオーディオ機器「オーディオサテライト」を参考出品していた。まだ開発中の段階で、Net-Tuneを使用するかどうかも未定だという。 東芝は、「TransCube 10」にNet-Tune機能を付加したものを参考出品していた。ブース正面で行なわれたデモイベントでもほかのネットワーク家電とともに紹介。ただし、発売予定は当面ないという。
なおNC-500とパソコンを組み合わせるには、専用ソフトが必要になる。NC-500にはソフトが付属しないため、現状では、「Music Studio」と呼ぶ専用ソフトをプリインストールする、富士通製の新ラインナップと組み合わせるしかNet-Tuneを使用する方法はない。Music Studioは富士通のサイトで提供される予定で、富士通製マシンのユーザーのみがダウンロードできるという。 いまのところ、富士通製以外のパソコンでNet-Tuneを利用するには、専用ソフトが添付しているオンキヨーのNet-Tune対応AVアンプ「TX-NA900」(11月上旬発売)を待つしかないようだ。
■ SamsungブランドのDVD-RAM/Rレコーダも WPC EXPO 2002では、16日掲載の会場レポートでお伝えしたヤマハの外付け型DVD+RW/Rドライブをはじめ、各社が記録型DVDドライブを出品している。 ティアックのブースでは、4倍速DVD-R書き込みに対応したATAPI内蔵型DVD-R/RWドライブ「DV-W50E」を参考出品している。11月からOEM出荷開始の予定で、サンプル価格は未定。書き込み速度はDVD-R 4倍速、DVD-RW 2倍速、CD-R 16倍速、CD-RW 8倍速。 また、USB 2.0外付け型のDVDマルチドライブ「DW-227PU」も展示している。こちらも年内に出荷開始予定で、サンプル価格は未定。書き込み速度は、DVD-R 2倍速、DVD-RW 等倍速、DVD-RAM 2倍速、CD-R 16倍速、CD-RW 10倍速。なお、カートリッジタイプのDVD-RAMディスクには対応していない。
また、記録型DVD会議(RDVDC)も会場内にブースを構えており、東芝のRD-X2、松下電器のDMR-HS2といったレコーダのほか、各社のDVDマルチドライブを出展していた。国内未発表のものとしては、Samusungが内蔵型のマルチレコーディングドライブ「SR-T03B」を展示。記録速度は、DVD-RAMとDVD-Rが2倍速、DVD-RW 等倍速。 SR-T03Bのそばには、SamsungブランドのDVD-RAM/Rレコーダも出品されていた。松下電器製のDMR-E20のOEM機で、米国などで今夏より販売されている。価格は当初1,000ドルだったが、現在は700ドル近辺まで下がっているという。下落の原因は、日本国内以上にDVDレコーダ市場の立ち上がりが遅い上、DVD+RWレコーダの勢いに押されているため。日本国内での発売は未定。 なおSamsungの自社ブースでは、HDDにDVDビデオプレーヤーを組み合わせた国内未発表の製品を展示していた。韓国で発売済みの製品だが、担当者は「来年中には日本国内での展開を検討したい」と話していた。 そのほか、会期直前に発表された松下電器のDVDマルチドライブ「LF-D521JD」、「LF-D560JD」や、アイ・オー、日立LGのマルチドライブも展示されていた。なお、これらのメーカーは自社ブースでも出品。パイオニア、ソニーの4倍速DVD-R/RWドライブも、それぞれのブースで展示されている。
■ リテール版「WinDVD 4 DVS」は11月中旬に発売 インタービデオジャパンのブースでは、DVD再生ソフト「WinDVD 4」の最新版、「同DVS」を店頭販売することを発表した。11月中旬に5,800円で発売。WinDVD 4の上位バージョンという位置づけで、従来版からの乗り換え版は用意されない。
Movie Effectorはシャープが開発した技術で、暗部側の階調表現に弱い液晶ディスプレイの弱点を改善するという補正技術。特に、画面平均輝度の低い場面で威力を発揮する。表示画面の半分ずつON、OFF同時表示する機能もある。
従来どおり、タイムストレッチ、ICE、ブックマークブラウザといった機能は継承。コントローラの見た目もWinDVD 4から大きな変更はない。
□WPC EXPO 2002のホームページ (2002年10月17日) [orimoto@impress.co.jp]
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