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セイコーエプソン株式会社は、ホームシアター向けプロジェクタの新ブランド「dreamio(ドリーミオ)」を発表。第1弾として「EMP-TW10」を9月5日から発売する。価格は168,000円。 dreamioとは、dream(夢・希望)とmio(私の・私のもの)を組み合わせた言葉。「映画館の感動を身近なプライベート空間で体感する」という意味が込められ、プロジェクタユーザーの裾野を広げる役割を担うという。そのため、高画質、設置性、使いやすさを追求した。 EMP-TW10は、新開発の解像度854×480ドット、0.55型ワイドパネルを搭載したホームシアターモデル。コントラスト比は700:1、明るさは最大1,000ANSIルーメン。光源には132W UHEランプを搭載する。ホームシアターモデルとしては明るいが、これは照明下での視聴を想定したもの。映画だけでなく、スポーツ番組やゲームなどを楽しむライトユーザーを視野に入れた結果という。
1.54倍のマニュアルズームレンズを搭載し、100型(16:9)の投写距離は2.6~3.8m。焦点距離の短さとズーム比から「6畳間では最も設置距離の自由度が高い」(エプソン販売 真道昌良社長)としている。さらにタテ台形補正を装備。ヨコ台形補正機能は搭載していない。 ELP-30などに標準添付していた「シネマフィルタ」を本体に内蔵。カラーモードに合わせて動作する電動式になった。カラーモードは4種類を用意し、色調やシネマフィルタのほか、ランプのHigh/Low切り替えも行なう。「ダイナミック」(ランプHigh/フィルターOff)、「リビング」(ランプHigh/フィルターOff)、「シアター」(ランプHigh/フィルターOn)、「シアター・ブラック」(ランプLow/フィルターOn)を選択できる。
シネマフィルタやランプ輝度の切り替えは、上記カラーモードでのみ可能。個別にOn/Offする機能はない。カラーモードはリモコンの「Color Mode」ボタンで切り替えられる。 カラーモードのほか、「明るさ」、「コントラスト」、「色の濃さ」、「色合い」、「色温度」、「肌の色調整」、「シャープネス」を個別に調整することが可能。色温度は低/中/高の3段階。設定値は入力系統ごとに最大8個まで記憶できる。なお、メニュー画面も新デザインとなっている。 ファンノイズは29dB(シアター・ブラック時)。映像投写までの時間も約10秒と大幅に短縮し、クールダウンも約20秒で終了する。また、本体からの光漏れを完全カットするなど、ホームシアター向けモデルとして完成度を高めたとしている。電源ボタンを3秒以上押さないと電源が入らないチャイルドロック機能も備えている。
CMキャラクタには同社のプリンタ、カラリオPXシリーズのCMにも出演している、女優の柴咲コウさんを採用。「画像のカラリオ、映像のドリーミオ」(真道社長)をイメージ付けるという。
なお、搭載する0.55型パネルは高開口率の「D4シリーズ」ではなく、D3(Dream III)パネル。D4パネル搭載機は「現在開発中」としている。
□エプソンのホームページ (2003年8月26日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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