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【11月30日】 【11月29日】 【11月28日】 |
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ヤマハ株式会社は、自動音声補正機能「YPAO」搭載モデルなど、7.1ch AVアンプ「DSP-AX750」と「DSP-AX450」を発売する。発売日はDSP-AX750が3月下旬、DSP-AX450が3月中旬。価格はそれぞれ80,000円、48,000円となっている。
■ DSP-AX750
定格出力100W×7ch(6Ω)の7.1chアンプ。サラウンドバック使用の7.1ch再生、あるいはプレゼンス(フロントエフェクト)使用の7.1ch再生が可能。FM/AMチューナも搭載する。 2003年4月発売の「DSP-AX740」と比べ、アンプ出力の向上、ドルビープロロジック IIxのサポート、YPAO(BASICバージョン)の搭載、ピュアダイレクトモードの追加などが主な強化点となる。 主な対応サラウンドフォーマットは、ドルビーデジタル、ドルビーデジタルEX、ドルビープロロジック IIx、DTS、DTS-EX、DTS 96/24、DTS Neo:6、AAC。独自の「シネマDSP」も搭載し、計31種類のサラウンドプログラムを利用できる。 同社製32bit浮動小数点演算処理LSI「YSS-948」(デコード用)と「YSS-930」(音場処理用)を搭載し、「臨場感を一層向上した」としている。また、「YAC520」と「YAC523」による7ch対応インテリジェントボリュームも採用する。YPAOは、音場に関する設定を自動化するもの。付属のマイクを接続し、YPAOメニューを実行すると設定が始まる。最適化項目は、スピーカーの有無、スピーカーサイズ、スピーカーの音量差、スピーカーの距離差の4項目。BASICバージョンでは、従来のYPAOにあったパラメトリックEQが省略され、チャンネルごとのF特などの補正は行なえない。 また、S映像、コンポジット、コンポーネントの各信号のアップコンバートおよびダウンコンバート出力が可能。なお、S←→コンポジットを相互に変換が可能だが、、コンポーネント入力からS映像/コンポジット出力への変換(ダウンコンバート)には対応していない。 さらに、音声と映像のズレを補正する「オーディオディレイ(リップシンク)機能」や、突発的な大音量やサブウーファ帯域の音もれを防ぐ「ナイトリスニングモード」、ヘッドフォンで5.1chの臨場感を再現するという「サイレントシアター機能」を搭載する。
なお、新搭載の「ピュアダイレクトモード」は、2chオーディオソース用の高音質モード。入力した音声信号に対し、デコーダと音場処理DSPをバイパスさせるほか、ビデオ回路の停止、ディスプレイのFLを減光または消灯、信号経路の最短化を行なう。
■ DSP-AX450
シリーズの入門モデルで、2003年3月発売の「DSP-AX440」に対し、ドルビープロロジック IIxへの対応、アンプ出力の向上といった強化が図られた。 AX750と異なり、サラウンドバック1chのパワーアンプ6ch構成となっている。また、YPAO(BASICバージョン)も採用されていない。 そのほか、ビデオコンバージョン回路も、S←→コンポジットのみサポート。コンポーネントD信号はスルー入出力のみ対応する。
□ヤマハのホームページ (2004年2月18日) [AV Watch編集部/orimoto@impress.co.jp]
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