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劇場用アニメ「時をかける少女」のPC、および携帯電話向けの有料配信が開始される。携帯電話向けには11月1日からドコモのiムービーゲートにて開始している。PC向けには11月15日からアニメNewtypeチャンネルとYahoo! 動画にてスタートする。 iムービーゲートの月額料金は525円(600ポイント)、1,050円(1,300ポイント)で、作品の視聴料は350ポイント。7日間の再生が可能。PC向けの価格は315円で、2日間再生できる。 同作品の携帯電話、ブロードバンドでのネット配信は今回が初となる。PC向け配信はストリーミングで、フォーマットはWMV。ビットレートは500kbpsと1Mbpsから選択できる。 なお、アニメNewtypeチャンネルでは、15日の配信開始に合わせて特集ページも開設。上映に使用したフィルム1コマをプレゼントするなどの企画も予定されている。 筒井康隆による原作小説が'65年に発表されて以来、何度も実写映像化されてきた同作品を、細田守監督が初アニメ化した作品。キャラクターデザインは「エヴァンゲリオン」などで知られる貞本義行。美術監督はスタジオジブリで「もののけ姫」などを手掛けた山本二三が担当している。 高校2年生の紺野真琴は、踏切事故に遭遇したことをきっかけに、時間を跳躍する能力を得る。叔母に能力のことを相談すると、それは「タイムリープ」といい、年頃の女の子にはよくあることだという。記憶の確かな過去に飛べる能力。半信半疑の真琴だったが、ひとたびその力の使い方を覚えると、日常の些細な不満や欲望の解消に費やし始める。 だが、バラ色の日々に変化が起こる。真琴はクラスの男子、間宮千昭と津田功介と遊び友達だったのだが、千昭から思わぬ告白を受けてしまったのだ。友達から恋人への急激な変化。真琴は狼狽するあまり、その告白をタイムリープで強引に無かったことにしてしまうのだが……。
声の出演は仲里依紗、石田卓也、板倉光隆ほか。2006年7月に東京の1館のみで公開がスタートされたが、作品のクオリティの高さから口コミがネットなどで広がり、急遽上映館が増加。最終的に2007年4月まで、40週に渡って公開。同年のアニメ関連の賞を総なめしたほか、2007年4月に発売されたDVDも、2カ月で11万枚を販売するなど、好調なセールスを記録している。
□アニメNewtypeチャンネルのホームページ
(2007年11月5日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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