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三洋電機株式会社は30日、台湾クオンタ・コンピュータ(Quanta Computer/廣達電脳)と2006年10月より開始した提携を解消すると発表した。テレビ事業を担当する合弁会社、三洋ビジュアルテクノロジー株式会社(SVT)は、クオンタ出資分(19%)を全て三洋電機が買い取り、SVTは同社の100%子会社となる。 2007年11月に策定した中期経営戦略(マスタープラン)「チャレンジ1000」における全事業の組織再編に基づく合弁解消。25日発表の再編計画によると、デジタルカメラ事業や、プロジェクタ事業を担当していたDIカンパニーとSVTを集約し、「デジタルシステムカンパニー」を新たに設立する。 同社では「テレビ事業の位置付けや、他事業とのシナジーなどを検討した結果、今後のデジタルカメラやプロジェクタなどのデジタル機器との技術の相互融合が、今後のデジタル機器の商品力強化にとって必要不可欠との結論に至った」と説明している。 今後は、デジタルシステムカンパニーの収益成長に向け、技術者など経営資源の事業横断的な活用による商品力強化、新事業創出力の強化を推進していくとしている。 □三洋電機のホームぺージ ( 2008年1月30日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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